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20121202T_0

SYSTEM > スフィーリア様が入室しました。 (12/02-16:19:00)
スフィーリア : 「身体を動かしたら、少しすっきりしましたね」 (12/02-16:19:53)
SYSTEM > シェリー様が入室しました。 (12/02-16:20:06)
スフィーリア : 「ようこそ」 (12/02-16:20:33)
シェリー : 「あ、はい……どうも」 (12/02-16:21:00)
スフィーリア : 「とりあえず、何か飲み……いえ、食べましょうか」 摘みながら喋れる大皿料理を1つ2つ。 (12/02-16:22:21)
シェリー : 「別にそこまでお腹は空いていませんけど……」 とりあえず着席した。 (12/02-16:22:58)
スフィーリア : 「そうでしたか。もう少しお腹が空いているときに誘えばよかったですね」 (12/02-16:23:28)
シェリー : 「もともと少食ですから、それはあまり気にしないでいいです」 (12/02-16:24:21)
スフィーリア : 「それなら、よいのですが……」 (12/02-16:24:32)
シェリー : 「……しかし、一体どうして急に食事になんて」 (12/02-16:25:19)
スフィーリア : 「お近づきの印に、でしょうか」 (12/02-16:25:44)
シェリー : 「出会った人を一々こんな風に誘っているんですか……?」 (12/02-16:26:05)
スフィーリア : 「できることなら、そうしたいところですが」 くすり、と嗤って。 (12/02-16:26:27)
スフィーリア : 笑って>< (12/02-16:26:30)
シェリー : >< (12/02-16:26:33)
スフィーリア : 「……今回は特別、なのでしょうね」 (12/02-16:26:55)
シェリー : 「その特別にわざわざわたしを選ぶ理由が見当たりません」 (12/02-16:27:16)
スフィーリア : 「あれきりだと思っていた相手との再会を祝して、というのもありますが」 (12/02-16:27:21)
スフィーリア : 「……ずいぶん卑屈なんですね」 わざと困らせるような口調で、唇を尖らせる。 (12/02-16:28:04)
シェリー : 「お互い冒険者として活動しているのならば、出会う可能性は0では無かったはずです」 (12/02-16:28:35)
シェリー : 「……そういう性格なもので」 (12/02-16:28:42)
スフィーリア : 「そこまでおっしゃるなら……少しばかり、腹を割りましょうか」 (12/02-16:29:20)
スフィーリア : 「……その儀仗」 (12/02-16:29:25)
スフィーリア : 「それが残されていた遺跡は、いかがでしたか?」 真面目な顔で、固い声で。 (12/02-16:29:44)
シェリー : 「……」 (12/02-16:30:06)
シェリー : 「一言で言えば、最低です」 (12/02-16:30:13)
スフィーリア : 「……ですよね」 返す言葉も無く、苦笑い。 (12/02-16:30:34)
シェリー : 「人造の魂を造り出そうとして、挙句その材料に妖精たちを使おうとするなんて……」 (12/02-16:31:07)
シェリー : 「……わたしの知っている、最低な人たちと変わりありませんよ」 (12/02-16:31:19)
スフィーリア : 「もちろん、あんな非道を認めた憶えはないのですが……その元となった計画自体は私が進めたもの。責められる謂われは十二分です」 (12/02-16:31:42)
シェリー : 「は……?」 (12/02-16:32:02)
スフィーリア : 「あの夜、言いませんでしたか? (12/02-16:32:19)
スフィーリア : 「私は、そういう人間なのだ……と」 (12/02-16:32:36)
シェリー : 「そういう人間だ……じゃなくて、もっとおかしなところが他にあるでしょう」 (12/02-16:33:02)
スフィーリア : 「?」 可愛らしく小首を傾げる。 (12/02-16:33:27)
シェリー : 「あの遺跡は、ずっと昔のものなんですよ? 目の前に居るあなたが関わっているはずがないじゃないですか……」 (12/02-16:33:29)
スフィーリア : 「ああ、そのことですか」 (12/02-16:33:44)
スフィーリア : 「別段、不条理でもないでしょう? 世の中には寿命を持たない竜や不死者だって実在しているのですから」 (12/02-16:34:37)
シェリー : 「あなたは、どこからどう見たって人間じゃないですか」 (12/02-16:34:56)
スフィーリア : 「高位の奇跡には、魂の中身を半ば留めたまま、転生させるものもあります」 (12/02-16:35:18)
スフィーリア : 「私の場合は、後者ですね」 (12/02-16:35:49)
シェリー : 「……そんな話をされて、信じる人間が居ると?」 (12/02-16:36:21)
スフィーリア : 「まあ、つまりは……見た目どおりの人間ではない、ということになるでしょうか」 (12/02-16:36:26)
スフィーリア : 「この話をしたのは、これまでにも数えるほどしかなかったので……」 (12/02-16:37:06)
スフィーリア : 「逆の立場なら、酔客の戯言だと一笑に付したでしょうね」 (12/02-16:37:34)
シェリー : 「当たり前です」 (12/02-16:37:44)
シェリー : 「……それで、わたしがこの儀仗を持っていたから、こうして食事に誘った、と?」 (12/02-16:38:15)
スフィーリア : 「ええ」 (12/02-16:38:29)
スフィーリア : 「あなたに、見てほしかったので」 (12/02-16:38:52)
シェリー : 「……何をですか」 (12/02-16:39:06)
スフィーリア : 「あの遺跡を」 (12/02-16:39:11)
シェリー : 「まるで、わたしがあの遺跡に赴くように仕向けたかのような物言いですね」 (12/02-16:39:54)
スフィーリア : 「理由はどうあれ、あなたも冒険者として身を立てているわけですから、危険な場所を紹介したことを責めはしないでしょう?」 (12/02-16:40:49)
スフィーリア : 「蛮王によって時代が塗り替えられた今、現代の人に見てもらいたかったのです」 (12/02-16:41:22)
シェリー : 「それはそうですが……気分は良くないです」 (12/02-16:41:34)
スフィーリア : 「……そうでしょうね。その点についてはお詫びします」 (12/02-16:41:52)
スフィーリア : 「もっとも、順序が逆であったなら、この話は信じていただけなかったでしょうが……」 (12/02-16:42:23)
シェリー : 「今でも十分、胡散臭さが爆発してますけど……」 (12/02-16:43:02)
スフィーリア : 「むぅ」 (12/02-16:43:20)
シェリー : 「……まあ」 (12/02-16:43:49)
シェリー : 「感想は、先に言った通りです。あんな研究は、間違っています」 (12/02-16:44:22)
スフィーリア : 「同感です」 (12/02-16:44:39)
スフィーリア : 「……ありがとうございます。これでまた、兜の緒を締め直すことができる」 (12/02-16:45:08)
スフィーリア : 「そんなことに巻き込んでおいて、言えた義理ではないのですけれど」 と再び微苦笑。 (12/02-16:45:37)
シェリー : 「……でも、あれは過去の研究でしょう」 (12/02-16:45:53)
シェリー : 「たとえあなたの話が本当で、あなたが転生者だったとしても」 百歩譲って。 (12/02-16:46:07)
シェリー : 「今更、現代であなたが一体何をするというんですか」 (12/02-16:46:23)
スフィーリア : 「……元はと言えば、戦うための力を求めていたのです」 (12/02-16:46:57)
スフィーリア : 「あの忌まわしき研究、その発端となった計画は」 (12/02-16:47:11)
スフィーリア : 「全ては、外敵を駆逐するための力」 (12/02-16:47:29)
スフィーリア : 「その外敵は、未だ健在です」 (12/02-16:47:47)
シェリー : 「……」 そんな話を、あの時に聞いた。 「研究は、意味を成さなかったんですか」 (12/02-16:48:04)
スフィーリア : 「あんな研究が行われてしまったことからもわかるとおり、当時でさえ人族は一枚岩ではありませんでした」 (12/02-16:48:46)
スフィーリア : 「その隙に付け込まれ、ついぞ完遂されることはありませんでした」 (12/02-16:49:44)
スフィーリア : 「その最たる例は、外敵を駆逐するために、外敵の力を利用しようというもの」 (12/02-16:50:12)
スフィーリア : 「結果、外敵と戦う前に内乱で力を消耗し……そして《大破局》に至ります」 (12/02-16:50:52)
シェリー : 「……」 直感的に、嫌な想像が頭を過ぎった。 (12/02-16:51:04)
シェリー : 「その……」 (12/02-16:51:18)
スフィーリア : 「せっかく、蛮族を地下へ追いやったというのに……」 “外敵”から蛮族を排除した。 (12/02-16:51:27)
スフィーリア : 「はい?」 (12/02-16:51:50)
シェリー : 「その……外敵、という、のは?」 尋ねたいが、聞きたくはない。そんな矛盾を抱えながら、途切れ途切れに問うた。 (12/02-16:52:44)
スフィーリア : 「始まりを異にする世界」 (12/02-16:53:05)
スフィーリア : 「ラクシアと似て非なる世界」 (12/02-16:53:23)
スフィーリア : 「狂える神が治める世界」 (12/02-16:53:44)
スフィーリア : 「魔界――そこの住人たる魔神です」 (12/02-16:54:04)
シェリー : 「っ……」 帰ってきたのは、当然ながら推測と完全に一致する答え。吐き気と頭痛に襲われ、口元を押さえる。 (12/02-16:54:45)
スフィーリア : 「――」 その反応を見て、臆測は推測へと段階を上げる。 (12/02-16:55:07)
スフィーリア : 「古代王国デュランディルの時代、そこは発見されました」 (12/02-16:55:47)
スフィーリア : 「万能なるマナの導きによって、そこの住人を召喚する術が編み出され……」 (12/02-16:56:09)
スフィーリア : 「やがて、滅んだ」 (12/02-16:56:34)
スフィーリア : 「新たな時代を迎えて、人々は危惧しました」 (12/02-16:56:52)
スフィーリア : 「あの恐るべき世界の住人が、遠からず攻めてくるのではないか、と」 (12/02-16:57:14)
スフィーリア : 「そのために力を求め……」 (12/02-16:57:25)
スフィーリア : 「ある一団が、やはり古代に編み出された魔神術――召異魔法と呼んだ方が通りがいいでしょうか――」 (12/02-16:58:06)
スフィーリア : 「その研究を推し進めていきました」 (12/02-16:58:30)
スフィーリア : 「当然、大勢の反感を買い、内乱に発展し……あとは、先程お話ししたとおりです」 (12/02-16:58:59)
シェリー : 「なんで、どうして……」  (12/02-16:59:37)
シェリー : 「そんな話……聞きたくなかった……」 (12/02-17:00:43)
スフィーリア : 「しかし権利はあった」 (12/02-17:01:12)
シェリー : 「この杖だって、そんなことに関わってるなんて……どうして……!」 (12/02-17:01:25)
スフィーリア : 「直接には関わっていません。当時は、アル・メナス全体が打倒外敵を唱えていたのです」 (12/02-17:02:00)
スフィーリア : 「その儀仗は、数ある派閥の1つが造り出したもの」 (12/02-17:02:23)
シェリー : 「そんなの、関係ない……!」 (12/02-17:02:36)
スフィーリア : 「……」 口ごもる。 (12/02-17:02:43)
シェリー : 「わたしは、もうそんなものにはひとつだって関わりたくないんです!」 (12/02-17:02:48)
スフィーリア : 「……ごめんなさい」 (12/02-17:03:25)
シェリー : 「みんな、大嘘つきです……」 (12/02-17:03:26)
シェリー : 「悪夢なんて……」 目を腫らしながら立ち上がり、思いっきり儀仗を振り上げる。 (12/02-17:03:58)
シェリー : 「全然……!」 振り上げた杖を、目の前のテーブルとスフィーリアへと叩きつけようとして。 「――何も……終わって、ないじゃないですか……」 直前で留まり、力なくその腕を下げて俯いた。 (12/02-17:05:03)
スフィーリア : 「やはり、あなたは……」 (12/02-17:06:34)
SYSTEM > ルミナス様が入室しました。 (12/02-17:06:56)
スフィーリア : 扉の開く音に、肩を跳ね上げる。 (12/02-17:07:21)
ルミナス : 「……どうしたのさ。外まで声が聞こえてきてるよ」 ぎぃ、と扉を開けてやってきたのは、杖を携えた銀髪の少年。 (12/02-17:07:48)
シェリー : 「……」 音には反応せず、座リ直して俯いたままだ。 (12/02-17:07:52)
スフィーリア : 「茶飲み話を、少々」>ルミナス (12/02-17:08:25)
スフィーリア : 「少々……込み入った話になったせいで、食事は不味くなってしまいましたが」 (12/02-17:09:10)
ルミナス : 「……茶飲み話ってのは、こんなに悲しそうなものだった、かな」 近寄る事も憚られるのか、扉近くで立ったまま。 (12/02-17:09:21)
シェリー : 「……剣を」 ぽつりと呟く。 (12/02-17:11:06)
スフィーリア : 「剣?」 (12/02-17:11:12)
シェリー : 「……スフィーリアさんの持っている剣を、見せてください」 (12/02-17:11:18)
ルミナス : 「……?」 (12/02-17:11:27)
スフィーリア : 言われるままに鞘ごとテーブルに置く。 (12/02-17:11:59)
スフィーリア : 「念のため、皆さんにご無理を言って引き取らせていただいたのですが」 (12/02-17:12:23)
シェリー : 「……」 ゆっくりとそれに手を伸ばし、手元に引き寄せる。 (12/02-17:12:29)
シェリー : 「ルミナスさんも、聞きたいのなら聞いていけばいいですよ。碌な話ではありませんけど」 (12/02-17:12:52)
スフィーリア : 「……やはり、ただの遺物ではなかったのですね」 (12/02-17:12:58)
ルミナス : 「その剣……確か前の依頼で、気にしてた」 所在無く立ち尽くしつつ。 (12/02-17:13:01)
シェリー : 先ほどまでとは打って変わって、抑揚のない声でいう。 (12/02-17:13:10)
ルミナス : 「……うん。聞きたい。聞かせて欲しい」 小さく頷くと二人の元へ向かって、近くの席に腰掛ける。 (12/02-17:13:29)
シェリー : 「……」 鞘から引き抜き、様子を確かめる。その口からはため息すらも漏れて来ない。 (12/02-17:13:40)
スフィーリア : 「マスター、こちらの方にエールを」 (12/02-17:14:10)
シェリー : 「この剣は、魔動機を利用して造られてはいますが、実際に製造されたのは、そんな昔のことではありません」 (12/02-17:14:15)
スフィーリア : 「でしょうね。接合部に現代的な技術の跡が見られますし」 (12/02-17:14:50)
ルミナス : 「…………」 エールを受け取りつつ、興味深そうに魔動機の剣に目をやる。 (12/02-17:15:13)
シェリー : 「この剣が造られてから、まだ、10年も経っていないでしょう」 (12/02-17:15:17)
スフィーリア : 暗に、お酒でも飲まないと聞いていられませんよ、と。>ルミナス (12/02-17:15:19)
スフィーリア : 「10年……」 目の前の少女の齢を思い出し、唸る。 (12/02-17:15:43)
シェリー : 「〈レネゲイド〉――いえ、正確には、これに組み込まれたシステムですね」 (12/02-17:15:57)
ルミナス : スフィーリアには小さく首を振って、エールは飲まずに机の上に置く。 酔いながら聞くような話でもないと思うからだ。 (12/02-17:16:08)
シェリー : 「それを造り出した男の名は、セオドア・エアルドレッド」 (12/02-17:16:18)
ルミナス : 「えっ……?」 (12/02-17:16:32)
スフィーリア : 「エアルドレッド……」 (12/02-17:16:35)
シェリー : 「類まれなる魔動機術の才能を持ち……同時に、この世のものではない神を信仰していた狂信者です」 (12/02-17:16:49)
ルミナス : 「……その名前、は……黒の……」 最後まで言い切る事が出来ずに口ごもる。 (12/02-17:17:25)
スフィーリア : 「現代まで生き長らえた、かの教団の司祭」 (12/02-17:17:30)
シェリー : 「……教団のこともご存知でしたか」 (12/02-17:18:53)
ルミナス : 「……聞いたんだ、仕事で。遺跡で見つけた日記に、その名前が、あった……」 (12/02-17:19:28)
スフィーリア : 「大破局の混乱で、とうに潰えたと思っていましたが……技術や思想というものは、残ってしまうものなのですね」 (12/02-17:19:37)
シェリー : 「セオドア・エアルドレッドは、《黒の教団》と呼ばれる狂信者集団の最高幹部の一人でした」 (12/02-17:19:55)
スフィーリア : それが魔神術の一派と源流を同じくするかどうかはわからないが。 (12/02-17:20:03)
シェリー : 「彼が追い求めたのは、人を踏み台にし、外敵(魔神)さえも超え、」 (12/02-17:20:45)
シェリー : 「己の理解すらも超えた、そんな超越的存在を造り出すことでした」 (12/02-17:21:26)
スフィーリア : (変わっていない……一万年前から、何も) (12/02-17:21:49)
ルミナス : 「……それが……“進化”、だって言うのか?」 (12/02-17:21:54)
シェリー : 「彼らは、その存在を造り出すための方法を“進化の秘法”と呼び、何百年……いえ、もっと前からかもしれません。研究し続けてきたそうです」 (12/02-17:23:03)
スフィーリア : (本質のみが失伝し、枝葉だけが現代に息づいている……) (12/02-17:23:58)
シェリー : 「進化した人類を彼らは《魔人》と呼称し……」 (12/02-17:24:17)
シェリー : 「《魔人》を導く先駆けとなる魔人を、《神子》と呼んだ」 (12/02-17:24:37)
ルミナス : 「!」 (12/02-17:24:55)
シェリー : 「結局……セオドアは《神子》を生み出すことなく、その行方が知れなくなってしまっていますが」 (12/02-17:25:10)
スフィーリア : もはや先を促すこともせず、ただ彼女が言いたいことだけを聞く。 (12/02-17:25:11)
シェリー : 「……此処まで言っておいてなんですが、もし、今後教団に関わりそうな事案があっても、絶対に関わらないことをオススメします」 (12/02-17:26:45)
スフィーリア : 「断固お断りします」 (12/02-17:27:22)
シェリー : 「彼らは、すべてが常軌を逸している」 (12/02-17:27:27)
ルミナス : 「…………」 (12/02-17:27:30)
スフィーリア : 「かの一派との決着も、私が生きる意味の1つ。……それに」 (12/02-17:28:17)
スフィーリア : 「あなたの悪夢の元凶も、彼らなのでしょう?」 (12/02-17:28:33)
シェリー : 「……だったら、何なんですか」 (12/02-17:29:00)
スフィーリア : 「見過ごせません」 (12/02-17:29:06)
シェリー : 「どうして……」 (12/02-17:29:37)
スフィーリア : 「お友達だから、ではいけませんか?」 (12/02-17:30:18)
シェリー : 「友達なんて……今更、欲しくなんてありません」 (12/02-17:31:00)
シェリー : 「どうせ、いつかみんな、わたしの目の前から居なくなるんですから……」 (12/02-17:31:12)
スフィーリア : 「あ、私みたいな人間と友達づきあいしたくないと言われてしまうとぐうの音も出ないんですが」 (12/02-17:31:33)
ルミナス : 「……それは避けられない事だよ、シェリー。人は永遠じゃないんだから、いつかは居なくなる」 (12/02-17:31:57)
スフィーリア : 「……私は、あなたのことをお友達だと思っていますよ」 (12/02-17:32:09)
スフィーリア : 「あれほど内心を吐露したのは、あの夜が初めてだったんですから」 (12/02-17:32:31)
シェリー : 「……あなたたちは、何も分かっていない……」 (12/02-17:32:34)
スフィーリア : 「何がわかっていないと言うのです?」 (12/02-17:33:20)
シェリー : 「命に限りがあるからだとか、友達と思うとか思わないとか、みんなそんな理由で居なくなったんじゃない……」 (12/02-17:33:43)
ルミナス : 「そうだね、分からないよ。俺は。今の話を聞いたって、どれだけの事を理解したのかなんて……何もかも分かったような口は、聞けない」 (12/02-17:33:46)
スフィーリア : 「あなたを恐れて、ですか?」 (12/02-17:34:16)
シェリー : 「……そんなことだけじゃ、ありません」 恐れられたのは、逃げ延びてからだ。 (12/02-17:34:49)
シェリー : 「彼らが何をしていたのかを知らないあなたたちには、何も、言われたくなんてありません」 (12/02-17:35:20)
ルミナス : 「だから、知りたいと思う。何も知らないままで居なくなるなんて、俺は出来ないよ」 (12/02-17:35:22)
スフィーリア : 「そうですか」 (12/02-17:35:51)
スフィーリア : 「そこまで言われたら、何が何でも調べ上げなくてはならなくなりましたね」 (12/02-17:36:05)
シェリー : 「…………」 (12/02-17:36:18)
スフィーリア : 「聞いて聞かせてくれるものでもないでしょうし」 (12/02-17:36:22)
スフィーリア : 「残念でした。あなたのお勧めは見事に無視されます」 (12/02-17:36:37)
シェリー : 「……っ、勝手にしてください」 (12/02-17:36:49)
ルミナス : 「……人を否定するのは、怖いことなんだ、シェリー。俺はその人のことを何も知らないのに、何でそうなったかのも知らないのに、ただ自分の都合だけを考えて否定する……それが怖いんだ」 (12/02-17:37:00)
スフィーリア : 「この後」 (12/02-17:37:02)
スフィーリア : 「それ見たことかと罵倒するのと」 (12/02-17:37:15)
スフィーリア : 「先の言葉を繰り返されるのと」 (12/02-17:37:44)
スフィーリア : 「どちらでも好きな方を楽しみにしていてください」 (12/02-17:38:01)
ルミナス : 「シェリー。俺は何も知らないままで、君を否定したくないんだ」 (12/02-17:38:15)
シェリー : 「……わたしは、シェリー・アディソンというただの冒険者です。あんな教団なんかと、関わりもなければ、持つつもりもない」 (12/02-17:39:22)
シェリー : 「それを追おうとするあなたたちとは、無関係です」 テーブルに手をついて立ち上がる。 (12/02-17:40:07)
スフィーリア : 「そうですね」 (12/02-17:40:26)
ルミナス : 「分かった、シェリー。帰るなら、気をつけて……またね」 (12/02-17:40:48)
スフィーリア : 「禍根は残らず絶ちきることにします」 (12/02-17:40:55)
スフィーリア : 「でも」 (12/02-17:41:20)
スフィーリア : 「また、お食事しましょうね。今度は、ルミナスさんが言うような、楽しい話題を肴に」 (12/02-17:41:47)
ルミナス : 「うん。その時は、俺も誘ってくれると、嬉しい。本当に」 (12/02-17:42:12)
シェリー : 「……さようなら」 どちらの言葉にも、それ以外は答えられず、逃げるように酒場を後にした。 (12/02-17:42:16)
SYSTEM > シェリー様が退室しました。 (12/02-17:42:25)
スフィーリア : 「ふふ。そのときは2人だけでデートですよ」 (12/02-17:42:32)
スフィーリア : そう言い置いて、酒場を後にする。 (12/02-17:42:46)
スフィーリア : そして、伝票だけが残された…… (12/02-17:42:54)
ルミナス : 「それじゃあ、スフィーリアの後にデートを申し込むよ」 (12/02-17:42:55)
SYSTEM > スフィーリア様が退室しました。 (12/02-17:42:55)
ルミナス : そう小さく笑って見送った。 (12/02-17:43:09)
ルミナス : 「…………」 そして残された伝票を見て。 「……ま、貸し一って事にしとくか」 そう言って、すっかり温くなったエールを飲み始めた。 (12/02-17:44:06)
SYSTEM > ルミナス様が退室しました。 (12/02-17:45:05)
SYSTEM > ジン様が入室しました。 (12/02-17:45:23)
ジン : 「……」 区切りとなりのVからやってきた男が一人 (12/02-17:45:45)
ジン : 「…… あんたも、たいへんだな。これ、やるよ。がんばれよ」 (12/02-17:46:53)
ジン : ぽん、と肩に手を置いて、伝票代金の半分を置いて、元の席に帰っていった。 (12/02-17:46:56)
SYSTEM > ジン様が退室しました。 (12/02-17:47:00)
発言統計
スフィーリア110回51.6%2571文字44.5%
シェリー77回36.2%2303文字39.9%
ルミナス23回10.8%810文字14.0%
ジン3回1.4%88文字1.5%
合計213回5772文字