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20130110T_0

SYSTEM > 名無し様が入室しました。 (01/10-11:26:55)
SYSTEM >  様が入室しました。 (01/10-11:27:00)
  : どうも、名無しさん・・・ (01/10-11:27:07)
名無し : えろうすんまへん。。 (01/10-11:27:15)
TOPIC > 〈黄金の林檎亭〉夜 by   (01/10-11:27:43)
シリル : 「……」 とんとんと上階から降りて来る。最近になってようやくこの宿に越して来たのだ。  (01/10-11:28:58)
シリル : 「ヒルダさん、すみません、何か食事をいただけますか?」 (01/10-11:30:00)
スフィーリア : 階下に降りると、掲示板の前に怪しい人影! (01/10-11:30:15)
ヒルダ : 「ええ、分かったわ。少し待っていてね」 (01/10-11:30:24)
シリル : 「……おや」 ヒルダを見送った後店内を見回せば、見知った姿が。 (01/10-11:30:44)
スフィーリア : どうやら今日はストーキングではなく、仕事を探しに来たようだ。 (01/10-11:31:09)
スフィーリア : ……が、めぼしい仕事は無かったようである。 (01/10-11:31:20)
シリル : 「今日は大した仕事はありませんでしたよ」 後ろから近寄って声を掛けた。 (01/10-11:31:37)
スフィーリア : 「わっ」 (01/10-11:31:46)
スフィーリア : 「――そのようですね」 胸を撫で下ろしつつ。 (01/10-11:32:11)
シリル : 「わざわざ驚いた振りをせずとも構いませんが……何でホッとしたんですか?」 (01/10-11:32:33)
スフィーリア : 「そんな。ちゃんと驚きましたよ」 (01/10-11:32:55)
シリル : 「驚かせる意図はなかったんですけどね」 (01/10-11:33:19)
スフィーリア : 「先日の件もありますしね。少し、神経質になっているのかもしれません」 (01/10-11:34:23)
シリル : 「先日の件というと……一人で無茶をしていたアレですか」 (01/10-11:34:56)
スフィーリア : 「そ、そんなに無茶だったでしょうか……あれから、お知り合いの方に会うたびにそう言われるんですが」 (01/10-11:35:30)
シリル : 「少なくとも皆さんからはそう認識されているのではないかと」 (01/10-11:35:58)
スフィーリア : 「うう」 (01/10-11:36:08)
シリル : 「まぁ、丁度いい依頼もないようですし、座りましょうか」 (01/10-11:36:15)
スフィーリア : 「……はい」 へろり。 (01/10-11:36:30)
シリル : 「よろしい」 着席して。 (01/10-11:36:50)
シリル : 「では、まずはそちらの言い分からお聞きしましょう」 (01/10-11:37:14)
スフィーリア : 「あ、ヒルダさん。私にも軽食を戴けますか?」 ちゃっかり注文、と言う名の人払い。 (01/10-11:37:20)
スフィーリア : 「え、ええと……」 (01/10-11:37:29)
ヒルダ : ヒルダさんは頑張ってねと残して奥に。 (01/10-11:37:40)
スフィーリア : 「私が事態を把握した段階では、近くに頼れる方がいらっしゃらなかったんです。皆さん、仕事で出払ってらして」 (01/10-11:38:09)
シリル : 「待たなかった理由は、その間に見知らぬ誰かに迷惑を掛けるのが嫌だったからですか」 (01/10-11:38:51)
スフィーリア : 「ですが、人質として現在進行形で集められている方々の安否を思うと、すぐに行動を起こさないわけにはいきませんでした」 (01/10-11:39:02)
シリル : 「予想通りの回答をありがとうございます」 (01/10-11:39:29)
スフィーリア : 「はい……好き好んで首を突っ込んでくださる方を、お止めするつもりはありませんから」 (01/10-11:39:39)
スフィーリア : それが冒険者というものだと、これまでの人生で学んだ。 (01/10-11:39:57)
スフィーリア : 「とにかく、そう考えた私は、知り合いが多く在籍している三色の宿に根回しをして、すぐに現地へ向かいました」 (01/10-11:40:38)
シリル : 「確かに、あの時メルマザールの所に向かった人たちは、自分たちの意志で、でしたが」 (01/10-11:40:50)
シリル : 「あなたが、その人たちに心配と迷惑を掛けたのは事実ですよね?」 (01/10-11:41:11)
スフィーリア : 「はい、そうです」 (01/10-11:41:21)
シリル : 「見知らぬ誰かに迷惑を掛けるのは駄目で、知人に迷惑を掛けるのはいいんですか」 (01/10-11:41:36)
スフィーリア : 「それが、結果的に最も早く事態を収拾する方策だと、判断しました……」 (01/10-11:41:48)
スフィーリア : 「――私は……」 (01/10-11:42:14)
スフィーリア : 「……構わない、と思ってしまったんです」 (01/10-11:42:51)
スフィーリア : 「皆さんになら、シリルさんになら、迷惑を掛けても構わない……と」 (01/10-11:43:05)
スフィーリア : 「きっと私の考えを理解し、赦さないながらも許してくれるはずだ……と」 (01/10-11:43:38)
スフィーリア : 「これが全くの見当違いであったなら、私は今度こそ、皆さんに謝罪しなければなりませんが……」 言い訳終了。 (01/10-11:44:38)
シリル : 「何からなにまで予想通りの回答で、何処から突っ込むべきか悩むレベルですね」 (01/10-11:44:47)
シリル : 「まぁ確かに、あなたの判断は合理的ですし、理解もできます」 (01/10-11:45:18)
スフィーリア : 「では……?」 (01/10-11:46:10)
シリル : 「でも私は怒っています。どうしてか分かりますか?」 (01/10-11:46:16)
スフィーリア : 問われた刹那、甚だしい乖離を感じて青ざめ、やがて重い口を開く。 (01/10-11:47:47)
スフィーリア : 「……いえ」 (01/10-11:47:51)
スフィーリア : 絞り出したのは、その一言だけ。あとは左右に首を振ることしかできない。 (01/10-11:48:16)
シリル : 「多分、以前のままの私だったなら、そのまま納得してしまっていたと思います」 (01/10-11:48:35)
シリル : 「でも今の私は……あなたに対する私は違う」 (01/10-11:49:07)
スフィーリア : 「それは、どういう……?」 (01/10-11:49:20)
シリル : 「理知的とか、合理的とか、確実性とか、見知らぬ誰かの安全とか、そういう事に関係なく、あなたが一人で危険に身を置いた事が、私個人の感情として赦せないんです」 (01/10-11:50:15)
シリル : 「赦せないという言葉が適切かは、ちょっと分かりませんけど……」 (01/10-11:50:38)
スフィーリア : 「そんな、私は大丈夫ですよ……!」 わたわたと両手で扇ぎ、 「それこそ、シリルさんだってご存じでしょう?」 (01/10-11:51:27)
スフィーリア : 「……あ……」 (01/10-11:52:00)
シリル : 「…………」 明らかに不機嫌顔だ。 (01/10-11:52:20)
スフィーリア : 慌てて言い繕ってから、ようやく直前に受けた言葉が頭に入ってくる。 (01/10-11:52:24)
スフィーリア : 「うう……」 ぐるぐる (01/10-11:54:03)
シリル : 「私がどうして怒っているのかは、分かってもらえましたか」 (01/10-11:54:49)
スフィーリア : 「と……とりあえず、どうして怒ってらっしゃるのかは、なんとなく理解できました……」 うなだれるように頷く。 (01/10-11:55:02)
シリル : 「別に、その理由に納得はしてもらえなくても構いません。私自身、不合理だと思っていますから」 (01/10-11:55:35)
スフィーリア : 「私自身が考えているより、皆さんから――シリルさんから見えている私は、よほど危なっかしいのですね」 (01/10-11:56:02)
シリル : 「当たり前です。あなただって、一人の人間なんですから」 (01/10-11:56:37)
スフィーリア : 「だから、自分の目の届く場所か、せめても自分が信頼を置いている別の人物の目の届く場所にいないと不安だ……と」 (01/10-11:56:37)
スフィーリア : 「1人の、人間……」 (01/10-11:56:56)
スフィーリア : そうなのだろうか、という疑念と、そうかもしれない、という得心がない交ぜになる。 (01/10-11:57:38)
シリル : 「あなた自身は、そう思っていないかも知れません」 (01/10-11:58:30)
シリル : 「でも、周りの人たちの多くはきっとそう思っています」 (01/10-11:58:43)
スフィーリア : 「……確かに、そうですね。たとえ何度転生したところで、私が1人であることに変わりはありません」 (01/10-11:58:44)
スフィーリア : 「だからこそ、共に闘う者を求めてきたわけですし……」 それは、かつてはルーンフォークであったりした。 (01/10-11:59:22)
スフィーリア : 「――わかりました」 (01/10-12:00:10)
スフィーリア : 「今後、同様の事態が起きたときでも、すぐに連絡を取れるよう、ホットラインの調達を急ぎますね」 (01/10-12:00:38)
シリル : 「……ホットライン?」 (01/10-12:00:59)
スフィーリア : まるでどこかの政治屋のように、次回への対策を提示する。 (01/10-12:01:15)
スフィーリア : 「ああいえ、ホットラインというのは言葉の綾ですね。遠く離れていても、何某かの方法で随時連絡を取れるように計らうということです」 (01/10-12:01:53)
スフィーリア : 「連絡さえ取れれば、皆さんの了承を得た上で無茶ができますし……」 (01/10-12:02:28)
シリル : 「分かっているのか分かっていないのか……」 呟くように。 (01/10-12:02:29)
シリル : 「やっぱり全然分かってませんでしたね……」 (01/10-12:02:40)
スフィーリア : 「……あるいは、止めていただくこともできますし、ね」 (01/10-12:02:53)
スフィーリア : 「いえ、ここは美しく“お知恵を拝借できる”と言っておきましょうか」 (01/10-12:03:21)
スフィーリア : 「……これでは、だめでしょうか?」 首を引っ込ませ、自分より低い背の者を相手に上目遣い。 (01/10-12:03:53)
シリル : 「……別に、駄目というわけでは」 急に身を寄せられて目を逸らして。 (01/10-12:04:44)
シリル : 「……分かりました。今回はそれで手打ちとしておきましょう」 (01/10-12:05:00)
スフィーリア : 「そうしていただけると、助かります」 (01/10-12:05:20)
スフィーリア : 「全く同様ではないにせよ、今後も似たような事態は充分以上に起こりえますから……」 (01/10-12:05:47)
シリル : 「そして、それらも全て越えなければ、あなたが執着している目的は果たせない、と」 (01/10-12:06:37)
スフィーリア : 「……はい」 (01/10-12:06:54)
シリル : 「……前に、ルーンフォークとは違う機械人形を造っていた施設に行きましたよね」 (01/10-12:07:37)
スフィーリア : 「もっとも、それについては、今回の件など路上の石ころにも等しいハードルですけどね」 途方もなさ過ぎて、冗談めかして笑うことしかできない。 (01/10-12:07:39)
スフィーリア : 「――ええ」 (01/10-12:07:51)
シリル : 「分かっています」 (01/10-12:07:57)
シリル : 「あの研究者は、最後に私たちに自分は馬鹿だったのかどうかを問いましたが」 (01/10-12:08:43)
スフィーリア : 「……」 (01/10-12:08:54)
シリル : 「私の答えは、彼女はこの上ない大馬鹿だったと思っています」 (01/10-12:08:58)
スフィーリア : 「……理由を、お聞かせいただいても?」 (01/10-12:09:21)
シリル : 「彼女の研究には、途中から、ただの意地しかないように思えたからです」 (01/10-12:10:19)
スフィーリア : 「それは――私が言っていいことかはわかりませんが――同感です」 (01/10-12:10:47)
シリル : 「誰かの為を思ったのなら、他にいくらでも取れる手段はあったでしょう。けれど彼女は、最初から最後まで自分のエゴを貫き、造り出した存在と共に朽ち果てていった」 (01/10-12:11:13)
スフィーリア : 「……」 ふと、引っかかりを憶えた。 (01/10-12:11:16)
シリル : 「命も、心も、勝利も、彼女の研究にはなかったんです」 (01/10-12:11:33)
シリル : 「ルーンフォーク自体は、今でこそ彼ら特有の価値を持ってはいますが……」 (01/10-12:12:04)
シリル : 「彼らが生み出された当初の目的は、今のままでは達せられず、勝利は齎されず、ただの誰かの意地で終わってしまうでしょうね」 (01/10-12:12:45)
スフィーリア : 気のせいではなかった。矛先が、いつの間にかこちらを向いている。あるいは最初から。 (01/10-12:13:28)
スフィーリア : 「……彼らの魂が彼ら自身のものになった時点で、一方的に巻き込もうという気にはなれなくなってしまいました」 (01/10-12:14:29)
シリル : 「そうでしょうね。でも……」 (01/10-12:15:09)
スフィーリア : 「いえ、現実問題として、すでにそんなことは不可能ですしね」 (01/10-12:15:13)
シリル : 「このまま終われば、あなたも彼女と同じ、大馬鹿者になってしまうんですよ、スフィーリアさん」 その考えの通りに、射抜くような、けれど縋るような視線で真正面から見据える。 (01/10-12:15:18)
スフィーリア : 「もちろん、何もできないまま終わるつもりはありません」 (01/10-12:15:39)
スフィーリア : 「……それで結局、行き着いた手段が“剣探し”というのは、あまりにも格好が悪い話ですが」 (01/10-12:16:12)
スフィーリア : 「ある程度の質を備えた魔剣を量産し、それを振るうことのできる優れた戦士を量産し、その質と量をもって敵を討つ……」 (01/10-12:17:04)
スフィーリア : 「そんな遠大な計画は、些か以上に無理があったようです」 (01/10-12:17:29)
スフィーリア : 「企画当初は、よほど現実的で確実だと思っていたものですが……」 (01/10-12:17:59)
シリル : 「ぶっちゃけ、教団の考え並に無茶ですね」 (01/10-12:18:27)
スフィーリア : 「そうですね。私が彼らを敵視する理由の何割かは、ある種の同属嫌悪なのかもしれません」 (01/10-12:19:03)
シリル : 「けれど、あなたと彼らの間には、決定的な違いがあります」 (01/10-12:19:27)
スフィーリア : 「そう思いたいです」 (01/10-12:19:34)
スフィーリア : それは? と素直には甘えられない、損な性格である。 (01/10-12:20:12)
シリル : 「思いたいではなく、事実として違いが此処にあるんです」 (01/10-12:20:20)
スフィーリア : 「ここ……?」 (01/10-12:20:46)
シリル : 「はい、此処です」 自分の胸に手を置いて。 「私が、あなたを好ましく思い、協力したいと思っている。それが、あなたと教団の一番大きな違いです」 (01/10-12:22:06)
スフィーリア : 面食らった顔だ。 (01/10-12:22:49)
シリル : 「まぁ、そういう顔をされると思っていました」 (01/10-12:23:14)
スフィーリア : 「……ふふ。ふふふふふ」 (01/10-12:23:20)
スフィーリア : 「蓋然性の欠片も無い、主観の極みですね」 (01/10-12:23:57)
シリル : 「自分でもそう思います」 (01/10-12:24:09)
スフィーリア : 「そんな耳障りのいい言葉を貰ってしまって、いいんでしょうか」 (01/10-12:24:25)
スフィーリア : 耳障り→耳触り (01/10-12:24:36)
シリル : 「私は、あなたに大馬鹿のまま終わって欲しくありません」 (01/10-12:24:48)
シリル : 「だから、そうならないためにも、目的の為に造り出したものが使えないのなら、代わりに私が少しでもあなたの力になればいい」 (01/10-12:25:32)
シリル : 「そのように思っています」 (01/10-12:25:42)
スフィーリア : 「許してくださるんですね。迷惑を掛けても」 (01/10-12:26:35)
シリル : 「不要な心配や迷惑まで掛けるのは許しませんけどね」 (01/10-12:27:04)
スフィーリア : 「む、難しいんですね」 (01/10-12:27:26)
シリル : 「乙女心というやつかも知れません」 (01/10-12:27:56)
スフィーリア : 面食らった顔だ。(2回目 (01/10-12:28:15)
シリル : 「……今のは冗談だったんですが」 (01/10-12:28:32)
スフィーリア : しゅん。 (01/10-12:28:44)
スフィーリア : 「……まあ、その」 (01/10-12:29:28)
スフィーリア : 「私も、こういう性分ですから、たぶん遠慮なく助力を乞うことになると思いますが」 (01/10-12:29:54)
スフィーリア : 「……いえ、せっかくの決意に水を差すようなことは、言っても詮無きことですね」 (01/10-12:30:42)
スフィーリア : 「ああ、ではこうしましょう」 (01/10-12:31:38)
シリル : 「はい?」 (01/10-12:31:44)
スフィーリア : 「シリルさんが憂慮なく力を貸せるように、あなたを取り巻くしがらみを全て取り除くことをお約束します」 (01/10-12:32:08)
スフィーリア : 「ウィンウィンですね」 年寄りが無理に流行り言葉を使っているような感覚ッ (01/10-12:32:53)
シリル : 「……ぷっ」 思わず吹き出した。 (01/10-12:33:23)
シリル : 「……ふふっ、分かりました。それじゃあ、約束です」 すっと右手の小指を立てて差し出して。 (01/10-12:33:51)
スフィーリア : 「はい」 指を切ろう。 (01/10-12:34:15)
スフィーリア : 切った指を名残惜しそうに眺めてから (01/10-12:34:38)
スフィーリア : 「……このやり取りに対して、ずいぶん剣呑な約束でしたね」 (01/10-12:35:22)
スフィーリア : 「あるいは、騎士道物語に登場するヒーローとヒロインのような……」 (01/10-12:35:50)
シリル : 「……まぁ、私たちらしくて良いのでは?」 (01/10-12:36:05)
シリル : 「どちらも終わらせられれば、今度はもっと普通の約束をすればいいだけですし」 (01/10-12:36:23)
スフィーリア : 「どんな約束を提案して驚かせるか、今から楽しみです」 (01/10-12:36:50)
シリル : 「驚かせる必要は皆無ですけどね」 (01/10-12:38:06)
スフィーリア : 「いえいえ、シリルさんの驚いた顔は、それはそれはかわいらしいんですよ?」 (01/10-12:38:36)
シリル : 「褒められているのかいないのか分かりません」 (01/10-12:39:06)
スフィーリア : 「では、ひとまず今日のところは」 (01/10-12:39:40)
スフィーリア : 「はい、どうぞ」 と何かを握った拳を顔の前に掲げる。 (01/10-12:40:44)
シリル : 「……?」 怪訝そうな顔で見た。 (01/10-12:41:11)
スフィーリア : 手の平が差し出されたら、その上に黒いドロップ型のピアスを片方、そっと載せよう。 (01/10-12:41:37)
スフィーリア : 「お約束のホットラインです」 にっこり。 (01/10-12:42:44)
シリル : 「これって、確か……」 掌を眺めてから、顔を上げてスフィーリアの顔を見る。 (01/10-12:42:45)
シリル : 「今度用意すると言っておきながら既に用意していたとは……」 (01/10-12:43:41)
スフィーリア : 「いえ、今までの会話中に、私のマギスフィア内で製造していました」 (01/10-12:44:10)
シリル : 「そんなに簡単に作れるものなんですか……?」 (01/10-12:44:52)
スフィーリア : 「現存しているマギスフィアの中には、凍結されたままの機能が無数にあることは五村時でしょう?」 (01/10-12:45:04)
スフィーリア : ご存じ。 (01/10-12:45:07)
シリル : 「それは当然聞いたことがありますが」 (01/10-12:45:22)
スフィーリア : 「これは、その機能の1つを抽出したものです」 RGMPによって。 (01/10-12:45:35)
スフィーリア : 「先日、手持ちのマギスフィアの安全装置を完全解除できたので、こうしたことも可能というわけです」 なんて無茶な! (01/10-12:46:20)
シリル : 「あまり他の人の前では使わないように」 釘をさしておいた。 (01/10-12:46:46)
スフィーリア : 「ふふ。2人だけの秘密が、また増えてしまいましたね」 (01/10-12:47:02)
シリル : 「まぁ……そういう事なら有難く受け取っておきましょう。お礼は、また今度別の形でします」 (01/10-12:47:12)
スフィーリア : 「スマイルでもいいですよ?」 (01/10-12:47:35)
シリル : 「というか、スフィーリアさんの秘密を私が知っただけですが」 (01/10-12:47:36)
シリル : 「スマイルは0ガメルなので」 (01/10-12:47:43)
スフィーリア : 「プライスレスですね」 (01/10-12:47:57)
スフィーリア : 「安心してください。シリルさんの秘密は片っ端から調査中ですから」 (01/10-12:48:25)
シリル : 「まぁ、私は笑えと言われて笑えるタイプではありませんので頼まれてもどうにもできませんが」 (01/10-12:48:36)
シリル : 「……その言い方はストーカーチックで嫌です」 (01/10-12:48:50)
スフィーリア : 「レアアイテムなんですね」 (01/10-12:48:55)
シリル : 「人の笑顔を道具扱いしないでください」 (01/10-12:49:38)
スフィーリア : 「笑顔もまた零れるものであるなら、レア“ドロップ”と言えるかもしれません」 (01/10-12:49:51)
スフィーリア : 上手いこと言ったつもりなんですかね。 (01/10-12:50:38)
シリル : 「上手いこと言ったつもりかも知れませんが、言われた側としてはまっっったく嬉しくないですからね」 (01/10-12:50:40)
スフィーリア : 「は、はい」 (01/10-12:51:03)
シリル : 「はぁ……まぁいいです。ヒルダさんがそろそろ食事を食べてほしそうな顔をしていますし」 (01/10-12:51:16)
シリル : 「ちゃちゃっと食事を済ませてしまうとしましょう」 (01/10-12:51:37)
スフィーリア : 「そうですね……毎度のことながら、頭が下がります」 背景一体化スキルに (01/10-12:51:47)
スフィーリア : 「それでは――いただきます」 (01/10-12:52:01)
シリル : 「いただきます」 手をあわせて。 (01/10-12:52:32)
シリル : 二人で平和に食事して、夜が更けていきましたとさ。 (01/10-12:52:43)
シリル : そんな感じで? (01/10-12:53:07)
スフィーリア : はい。 (01/10-12:53:17)
シリル : ではお疲れ様でした>< (01/10-12:53:51)
シリル : ))) (01/10-12:54:02)
SYSTEM >  様が退室しました。 (01/10-12:54:04)
スフィーリア : >w< (01/10-12:54:16)
SYSTEM > 名無し様が退室しました。 (01/10-12:54:18)
発言統計
スフィーリア111回55.5%2994文字53.9%
シリル85回42.5%2497文字45.0%
ヒルダ2回1.0%37文字0.7%
 1回0.5%12文字0.2%
名無し1回0.5%10文字0.2%
合計200回5550文字