文字:

20131115T_0

2013/11/15
SYSTEM
21:58:50
 様が入室しました。
TOPIC
21:59:37
青亭 裏庭 夜 by  
SYSTEM
22:00:51
 様が入室しました。
 
22:02:39
いつもの喧騒から離れたくて、裏庭に出ました、こんばんは
22:03:15
月がきれいな夜である。
シャーロット
22:04:20
「……」裏庭においてあるベンチで、あったかい、ブランデー入りの紅茶を飲みながら
22:04:36
誰もいなくて正解だった、少し、一人になりたかった。
22:05:08
「……私もまだまだね」(小さな声で(ため息をついて
22:05:49
つい、子どもみたいなことをしてしまった。確かに、あのメンバーを考えると、あの剣を一番うまく扱える可能性があったのは彼であろう、だが、アレは。
22:07:58
アレはただ力を与えるだけではない、代償がある魔剣だ。だから、自分が受け継ぐのが一番最良だと思った。それなのに。
22:10:21
ふと、夜の裏庭に足音が響く。
ノルベール
22:11:19
「……」近付くその足音の主は、夜目を持つラルヴァであればすぐに、眼鏡を掛けた青年であることに気づく。
シャーロット
22:11:39
「……」ああ、噂をすればなんとやら、というが、思っていても、なんとやら、というのであろうか。
ノルベール
22:12:30
青年はシャーロットへと近づき。
22:12:41
「……」腕を組み、結局何も言わなかった。
シャーロット
22:13:05
「……」何も言わないのを見て、息を吐いて。
22:14:20
「こんばんは、ノルベール、ふふ、たまに夜鍛錬をしに来る人がいるそうだけど、今日はあなたなのかしら?」意地を張っていても、もう、手遅れであるのは、わかっていた。
ノルベール
22:15:11
話しかけられたことを見て。
22:15:52
「今日は何も言わないのか? いや、そういえば今まで何も言わなかったな」組んでいた腕を解いた。
シャーロット
22:16:14
「あら、私に叱られたいのかしら?」(くすくす
ノルベール
22:16:47
「叱られる理由は無い」
22:16:50
「……と、言いたいところだが」
22:17:07
そう言って、虚空へと手をかざす。
22:18:08
突然、翳した虚空に水泡が現れ、中から剣の柄と思われる物が姿を現し。
22:18:23
そして、すぐに引っ込んだ。
22:19:02
泡沫が消え、かざした手が湿っていることが、泡沫が現れた証であるのみである。
シャーロット
22:19:14
「……そうね、ソレはそういう魔剣ね」
22:19:42
「何もない空間から姿を見せる、上位魔法にすら匹敵する代物ね」@アポートとかな
ノルベール
22:19:42
「……どうも、使い手ではあっても、使わせてもらえる訳ではないらしい」手には、湿りが残るのみである。
シャーロット
22:20:07
「…ええ、今の貴方ではまだ足りないでしょうね」
ノルベール
22:20:34
「魔剣から選ばれはしたが、果たして僕は、使い手であると言えるのかな」
シャーロット
22:20:53
「ただ、貴方を認めたということは、貴方にはそれを使える力が宿る、そうでなければ」
22:21:02
「そもそもあなたを選ばないわ」
ノルベール
22:21:25
「どうも、そう期待されるなら応えたくなるけどね」
22:21:32
溜息を吐き。
22:22:01
「というわけだ。今のところ、君に叱られるというのであれば、甘んじて受けるしかないと思っている」
シャーロット
22:22:32
「……今の時点で使えないから、ではないわ、ノルベール。それを言ってしまえば、私も使えないもの」
22:23:16
「私がなぜ受け継ぎたいと言ったのか……あのときは、時間がなくて、色々話せなかったけれども」まあ、少し苛立って、子どものようなマネをしたのも、否定しない。
ノルベール
22:23:32
「……」黙って、聞いている。
シャーロット
22:23:51
「騎士の想いを、という点では、おそらく、私と貴方は変わらないわ、ならば、より使える貴方が受け継ぐべき、そう、思うでしょうね」
22:24:05
「でも私があの魔剣に見ていたのはそこだけじゃないのよ、ノルベール」
22:24:59
「あの魔剣は呪いを帯びているわ、その刀身が折れるか、所有者が死なない限り、そばにあり続ける」
22:25:38
「…私が危惧したのはそこよ、ノルベール」
ノルベール
22:26:06
「呪い、ね」
シャーロット
22:26:10
「人によってはそれは些細なことだと言うかもしれないわね、でも、アレは」
22:26:18
「あの騎士は、死してもなお、死ねずにとらわれていたわ」
22:27:13
「貴方と彼は条件が違うから同じにはおそらくならないけれども、ソレを可能にしてしまう魔剣なのよ」
22:28:04
「……ねえ、ノルベール、貴方はこの前お話してくれたわ、家族のことを、お父様を探していることを」
22:29:03
「帰る場所もある、あたたかい家族もいる、果たすべき目的もある……それを、呪いは覆してしまうかもしれない」
22:29:35
「いつかあなたの意思に反して、貴方から大切な人を奪うかもしれない」
22:30:15
「……もちろん、これはただの憶測よ、可能性の問題だ、と一蹴されても仕方ないわ」
22:30:48
「それでも私は、こういう理由で、貴方には、継がせたくなかったの」(微笑んで
ノルベール
22:31:06
「……」聞いて。
シャーロット
22:31:19
「呪いを受けるなら、貴方よりも、私の方が、まだましよ」(ふふ、と笑って
ノルベール
22:31:22
「……一つ、言っておこう」
22:32:03
「あの騎士は、僕の可能性じゃ、ない」
22:32:55
「あの騎士は、湖を、犠牲となる乙女を守るために。あのような姿に、なった」
22:33:06
淡々と、語る。
22:33:47
「あれは、一つの意思、苛烈な決意だ。そこに可能性などと不確定な要素は一切、無い」
22:34:44
「あの騎士は、自らの信念の元で、あの姿へとたどり着いた。決して魔剣が導いた訳じゃ、ない」
シャーロット
22:35:23
「…でも魔剣がそれを可能にしてしまったことは事実よ、ノルベール」
ノルベール
22:36:00
「……彼の晩年は、決して褒められたものではなかったのだろう」一息ついて。
22:36:45
「剣が可能にしたものは彼の夢そのものだ。剣は力を貸しただけに過ぎない」
シャーロット
22:36:46
「……」残念ながら、自分には、あの騎士の気持ちは『わからない』のだ
22:37:36
「……」大切に思えば思うほど、その人を、“食べたくなって”しまうから。
ノルベール
22:37:45
「君がそれを否定したからと言って」虚空を眺め。「……“こいつ”を、恨む気持ちにはなれないな」
22:38:12
シャーロットの視線に込められた考えには、気づかない。
22:38:37
「結局、僕の意識一つだ」
22:38:59
「“あのようになりたい”と僕が思ったのなら、そうなるだろう」
シャーロット
22:39:00
「……」息を吐いた
22:39:29
「……」彼が受け継いだときから、こういう風になるのはわかりきっていたことだ、自分の考えでは、彼を動かすことはできないことも。
ノルベール
22:39:39
「僕の変化といえば、選択肢が増えただけだ」
シャーロット
22:40:04
「……選択肢?」
ノルベール
22:40:15
「“楽には死ねない”という選択肢だ。普通の人は望まないことなのだろう。だが、僕はそれでいいと思う」
22:41:35
「人より尚険しき道を。ベルリオーズ家のノルベールが、男であることを見せる。僕の“本来”の目的だ」
22:42:43
「それならば、殺されてもただで死なないくらいがちょうどいい。まあ、アンデッドは御免だけどね」
22:42:51
少し、笑う。
シャーロット
22:42:58
「…呆れた人ね。妹さんのこと、言えないじゃない」少し笑って
ノルベール
22:43:57
「平和な道というのも案外険しいものだよ。彼女には、そちらの道を挑戦してほしかったのだけれど」
22:44:18
「ま、今でも遅くはない」まだ諦めてないらしい。当然である。
シャーロット
22:44:28
「あらあら、酷いお兄様ね」(ふふ
22:45:06
「自分は、大切な人たちを放って、自分で決めて険しい道を行くのに、妹さんはだめだなんて」(くすくす
ノルベール
22:45:56
「当然じゃないか。   それに、大切な人を放っておく気も無いよ」
22:46:52
「ベルリオーズ家として、険しい道を歩む。それだけだ」
シャーロット
22:47:37
「ふふ、本当に兄妹ね。芯が強いところなんて、よく似てるわ」
ノルベール
22:48:14
「……もしそうなら、似てほしくは無かったな」妹を想い、息を吐く。
22:49:45
「まあ、こんなところだ」
シャーロット
22:49:49
「あら、お兄様の背中を見て育ったんですもの、無理もないわ」(くすくす
ノルベール
22:50:08
「時間の無かった分は、話したつもりだよ」
シャーロット
22:50:18
「そうね」
ノルベール
22:50:53
「君の話も聞いたつもりだが、やはり僕はこの道を行こうと思う」
シャーロット
22:51:11
「……知ってるわ、最初から。貴方がそういう人だっていうのは」
ノルベール
22:52:42
「あとはまあ、完全にこの剣を扱えれば格好も付いたのだろうけど」虚空を見て。
シャーロット
22:53:00
「貴方はまっすぐな人ね、ノルベール。嫌いじゃないわ、そういうの」(くすくす
22:53:12
ああ、でも。
22:53:46
「……困ってしまうわね」(小声で(風にかき消されるくらいの小さな声だ
ノルベール
22:54:23
「……?」彼女の口か、微かに動いた気がした。気のせいだろうか。
シャーロット
22:55:09
だって、食べたくなってしまうもの。食べたくないのに。食べたくてしょうがなくなってしまうもの。
22:56:14
大好きな人を食べたくなってしまうなんて、本当、嫌な習性ね、と心の中で思いつつ。
22:56:43
「あら、どうしたの?ふしぎそうな顔をして」(微笑んで
ノルベール
22:57:47
「……いや、なんでもない」首を振り。
シャーロット
22:59:46
「あら、ふふ、まあいいわ」
23:01:54
「それにしても、妹さんが冒険者になるだけでこんな風なら、妹さんが恋人でも連れてきたらどうするのかしら」(くすくす(からかうように
ノルベール
23:02:11
「……別に、それ自体は、いい」
23:02:22
「……ただ」
23:02:50
「本当に妹に相応しい男か、見極めさせてもらうだけだ……!」良く思えば、初めから、絞りだすような声。
シャーロット
23:03:18
「……ふふっ、面白い人ね、本当に、素直な人」
23:04:16
「でも妹さんにも同じことを返されてしまうかもしれないけれど?」(くすくす
23:04:24
「そういうお兄様はどうなの、って」(くすくす
ノルベール
23:04:45
「……いまいち考えていないな」ふと思って。
23:05:00
「どの道兄のほうが先だろう。考えるとしても、それからだな」
シャーロット
23:06:32
「あらあら、年齢なんて関係ないものよ?そういうのは」
23:06:50
「ご縁があれば、ってところかしら?存外、妹さんが一番速かったりして」(くすくす
ノルベール
23:07:14
「少なくとも、今の僕は家も無い冒険者だ。女性を養う甲斐性があるとは思えん」
シャーロット
23:07:49
「あらあら、ふふ、まあいいわ」
ノルベール
23:08:36
「……そうなったら、兄貴は号泣するだろうな、色んな意味で」遠い目
シャーロット
23:09:03
「貴方も?」(ふふ
ノルベール
23:09:16
「……」そっぽを向いた。
シャーロット
23:10:16
「ふふ……愛されてるのね、妹さんは」
ノルベール
23:10:39
「たった一人の妹だから、な」
シャーロット
23:11:12
「たまに羨ましくなるわ、そんな風に、情が抱けるなんて」(くすくす
ノルベール
23:11:45
「……まあ、何だかんだで家族でやってきたんだ。それくらいにはなるさ」
シャーロット
23:12:19
「強い絆で結ばれてるのね」(ふふ 素敵なことであるとは思う。
ノルベール
23:14:33
「まあ、な」
23:14:47
「っと、もうこんな時間か」
シャーロット
23:15:04
「本当、月も少し動いたわね」
ノルベール
23:15:09
街の喧騒は最早聞こえまい。
シャーロット
23:15:20
「…素敵な夜ね、少し散歩しよかしら」
23:15:25
@しようかしら
ノルベール
23:16:13
「一人でかな?」聞いた。
シャーロット
23:17:02
「あら、一人で、と思っていたけれども、お付き合いしてくれるのかしら?」(くすくす
ノルベール
23:18:07
「そうだね。レディ、エスコートさせてもらえるかな?」
23:18:17
最も、実の年齢は分からないが。
シャーロット
23:19:08
「そうね、せっかくそう言ってもらえたんですもの、お願いするわ」(微笑んで
ノルベール
23:19:31
「ありがとう。では、参りましょうか」頑張ってエスコートするよ!
シャーロット
23:20:04
「ええ」(くすくす
 
23:20:09
 
23:20:10
 
23:20:14
おつさまですた(・x・
ノルベール
23:20:26
@乙様ですよ!
 
23:20:57
@また遊びませう(お茶ずずず
 
23:21:07
@また遊びましょう
 
23:21:17
@うむ、お付き合い感謝ー、おつさまですたー(・x・
 
23:21:17
@ネサラムvsシャーロットもあり(ぁ
23:21:25
@では撤退ー
 
23:21:35
@プリーストとファイターでガチ喧嘩するなよ…w
SYSTEM
23:21:38
 様が退室しました。
SYSTEM
23:21:42
 様が退室しました。
発言統計
シャーロット66回46.2%2160文字54.5%
ノルベール65回45.5%1655文字41.8%
 11回7.7%146文字3.7%
合計143回3961文字