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20140608V_0
- 2014/06/08◥
- SYSTEM◥
- 02:12:07
- 様が入室しました。
- ◥
- 02:12:15
- 気が向いたんだ、ただ、それだけの理由だよ
- SYSTEM◥
- 02:15:28
- 様が入室しました。
- ◥
- 02:15:56
- @こんばこんば
- TOPIC◥
- 02:17:50
- 皆朱の矛槍亭 深夜 by
- アルベルト◥
- 02:18:29
- 「昨日飲み放題だったらしいが俺としてはどうでもいい……」ぐてー。
- ニケ◥
- 02:19:15
- (からんころーん、と深夜に入ってきたのは、ドレイクの女性である
- 02:19:39
- 「失礼いたします、ご店主様は………」なんかカウンターの奥で寝ている駄目親父を発見した
- 02:20:09
- さすがのこの時間、店の中は誰もいな………いた
- 02:20:37
- 「…ご就寝中でしたか」仕方がない、起きるまで、少し、待とう。
- アルベルト◥
- 02:20:56
- 「そのおっさん朝まで起きないぞ」
- ニケ◥
- 02:21:17
- 「ならば、朝までお待ち致しましょう、手渡しでと頼まれた物ですから…」
- アルベルト◥
- 02:21:54
- 「んな面倒なことするんじゃねえよ」
- ニケ◥
- 02:22:07
- 「時間があれば、できることもありますから…」手荷物にいつも入れているのは、以前彼女が読んでいた、軍略書である
- アルベルト◥
- 02:22:24
- 「おっさんが抱えてる酒瓶取り上げて代わりに抱え込ませておけばいいんだ」
- ニケ◥
- 02:22:44
- 「…そういえば、☆4になられたそうですね、おめでとうございます」同族の活躍の噂は、耳に入るものである
- 02:23:06
- 「もともとこの時間にお訪ねしてしまったのですから、起こしてしまうかもしれませんので…」
- 02:23:52
- 物静かな女性である、その頭のとんがり帽子の下に角があり、背中に翼の名残があること以外は
- アルベルト◥
- 02:23:55
- 「ふうん」あとで起こそうと決意した。
- ニケ◥
- 02:25:35
- 纏うものは戦場に立っている者とは思えないほど、静かなものである。
- アルベルト◥
- 02:26:26
- 纏うものは戦士どころかそこらの一般人にも劣るのではないかというほどだらしない。
- 02:27:09
- 「座ったら?」
- ニケ◥
- 02:27:24
- 「そうですね、ありがとうございます」(椅子に腰かけ
- 02:29:07
- 相変わらずこの同族が纏うものは、戦士のソレであり、いや、前よりも
- 02:29:20
- 『人族』に近づいたような気がするのは、気のせいではないだろう。
- アルベルト◥
- 02:29:46
- 「……」だらんとしている。横には大量の鳥串である、店主が潰れる前に作らせたのであろうか。
- ニケ◥
- 02:29:58
- 彼女の影響だろうか、この同族が共に生きると言っていた、仲睦まじい様子の聡明な女性だった。
- 02:30:15
- 「また、たくさん、食べられているのですね」前も山盛りの何かを食べていた覚えがあり
- アルベルト◥
- 02:31:16
- 「あの店主のせい、どうしてこうなった」具体的には猫嫁のせいなのだが言わない。
- ニケ◥
- 02:32:36
- 「これから夏になると、暑くなってきますからね、体力をつけてほしいという、そういう、気遣いの一種ではないでしょうか」相変わらずフォローがフォローなのかわからないにけっちである
- アルベルト◥
- 02:33:31
- 「熱いからってどうにかなるものかね? "俺達"は……」
- ニケ◥
- 02:34:24
- 「体力はある程度はありますが、不死身ではありませんから」
- 02:35:15
- そう、誤解を受けてたこともあるが、自分たちも、斬られれば痛いし、死ぬこともあるのである。
- アルベルト◥
- 02:35:33
- 「不死身ねえ」
- 02:35:56
- 「今のところ俺を斬れる奴が何人いるのやら」
- ニケ◥
- 02:36:44
- 「多くいると思います。個人が知らぬだけで、世界は、広く、そして深いものですから」(目を細めて
- アルベルト◥
- 02:37:47
- 「それなりに思いつくさ。未だに勝てそうに無い奴も一人二人、精神的なこと含めると三人か」
- ニケ◥
- 02:38:14
- 「……最後の方は、彼女ですか?」(微笑んで
- アルベルト◥
- 02:38:28
- 「しかし、それ以上の膨大な人数が、俺を斬れない奴なのも確かだぜ」
- ニケ◥
- 02:38:54
- 物理的にはおそらく彼女は彼には勝てないが、精神的には、おそらく、彼は彼女に勝てない部分も多々あるだろう。
- アルベルト◥
- 02:38:58
- 「で、人族っていうのは基本、その膨大な数のほうを指す」
- ニケ◥
- 02:39:17
- 「個で貴方に立ち向かえばそうでしょう」
- 02:39:31
- 「ただ、それだけが戦い方ではないゆえ」
- アルベルト◥
- 02:39:50
- 「結局、不死身だと思われてることには変わらねえと思うが」
- 02:40:27
- 「『あいつは雷に打たれれば死ぬから問題ない』なんて考えれる奴はどれだけいるのか」
- ニケ◥
- 02:40:28
- 「……個が集まり強固な集団という名の個となる、それが、人族の強さの一つでもありますから」
- アルベルト◥
- 02:41:28
- 「しかし、個がどれだけ集まっても対応できない場面がある」
- ニケ◥
- 02:41:52
- 「雷ではなく戦場で、ならば、とらえている方も多いのではないでしょうか」冒険者はそういう職業であると知られているでしょうし、と続けて
- アルベルト◥
- 02:42:08
- 「ま、俺くらいならいっそ、1000人集めて石投げりゃ負けるかもしれんが」
- ニケ◥
- 02:42:35
- 「そうですね…一つ確実なことを申し上げれば」
- 02:43:05
- 「魔術師が100人集まれば、おそらく、難しいでしょう、貴方でも」
- アルベルト◥
- 02:43:26
- 「魔術師、ね。魔術師が100人か」
- ニケ◥
- 02:43:42
- 「魔術は体内に多少は影響を与えますから」@抵抗してもダメージが的な意味で
- アルベルト◥
- 02:43:54
- 「道を歩いてる奴全てが、その魔術師100人なのなら:
- 02:44:08
- 「俺達が不死身だと考える奴は一人もいなくなるだろうな」
- ニケ◥
- 02:44:46
- 「……私には、そんな力はないのですが、ね」(苦笑
- アルベルト◥
- 02:45:27
- 「そうなりゃ、この世界も随分と生き易くなると思うが」
- ニケ◥
- 02:45:38
- 「ただ…その力でも、皆様のお役に少しでも立てるのならば、それで、十分ですね、今は」
- アルベルト◥
- 02:46:23
- 「皆様、ねえ」
- 02:46:29
- 「皆様って誰よ」
- ニケ◥
- 02:47:17
- 「そうですね…広義でとらえるのならば、人族、共に仕事をする仲間、でしょうか」
- 02:48:07
- その目は穏やかである。
- アルベルト◥
- 02:48:48
- 「狭義では?」
- ニケ◥
- 02:49:20
- 「…そうですね、共にお仕事をさせていただく仲間、でしょうか」
- アルベルト◥
- 02:49:46
- 「そいつらの顔って思い浮かぶ?」
- ニケ◥
- 02:50:33
- 「そうですね、先日は、ナイトメアの若者と、ドワーフの少女と、シャドウの女性と、壮年の男性とお仕事を致しました、ね」
- 02:51:21
- 「特定の誰か、という意味、でしたら、まだ、こちら側に来て日も浅いですし、それに」
- 02:51:44
- 自分にはもう大切な誰かなどいないのである、正確には。
- 02:52:00
- (その言葉は言わずに、目蓋を少し伏せた
- アルベルト◥
- 02:52:25
- 「微妙すぎる」
- 02:52:48
- 「というかお前、先日はなんていったが先日以前の奴等の顔とか覚えてるの?」
- ニケ◥
- 02:53:14
- 「覚えていますよ、貴方のお顔も、貴方の大切な方のお顔も」聡明な女性でした、と続けて。
- アルベルト◥
- 02:53:52
- 「じゃあ中身は?」
- ニケ◥
- 02:56:11
- 「覚えていますよ、確か、少し前は、あの『脱穀天使』の方とご一緒させていただきました」とてもかわいらしい少女でしたよ、と続けて」
- アルベルト◥
- 02:56:32
- 「お前は誰でもいいのか」
- ニケ◥
- 02:57:13
- 「共に戦い、共に仕事を行う仲間を守ることは、自然なことであると思いますが」本当は気づいている、彼が何を言いたいのか。
- アルベルト◥
- 02:57:58
- 「……ま、いいや」ごろんと机に身体を投げ出し、鳥串を口に運んだ。
- ニケ◥
- 02:58:59
- 「私の力が必要とされているのならば、私はそういたしましょう」穏やかな声音である
- アルベルト◥
- 03:00:05
- 「本当にお前の力が必要なのかね?」
- ニケ◥
- 03:00:26
- 「呼ばれるということはそういうことなのでしょう」
- 03:01:05
- 「最も、それが、個人と限定されているかと問われれば、否、であるとは思います」
- アルベルト◥
- 03:01:18
- 「どうも適当に集めただけに見える」
- ニケ◥
- 03:01:35
- 「バランスは考えているようですよ」
- アルベルト◥
- 03:02:21
- 「基本神官がいればバランス取れてるようなものだからな」
- ニケ◥
- 03:03:57
- 「癒し手は重要ですから、特に継戦をするためには、必要不可欠です」
- アルベルト◥
- 03:04:14
- 「まあどうでもいいや」
- 03:04:39
- 「そもそもドレイクが幸せ云々を話すことが間違ってる」鳥串もぐもぐ。
- ニケ◥
- 03:04:50
- 「そう、ですか?」意外な言葉である
- 03:05:07
- 「貴方に言われたのは、少し、意外、です」
- 03:06:23
- 「幸せを得ることに、ドレイクも人族も変わらない、それは、貴方がよくご存じだと思ったのですが・・・」
- アルベルト◥
- 03:07:03
- 「個人的な目的って意味なら話は別だ」
- 03:07:58
- 「この街で蛮族風情が幸せ云々を話すことに俺は違和感がある」
- ニケ◥
- 03:08:24
- 「違和感、ですか」
- アルベルト◥
- 03:09:46
- 「お前からは幸せを求めてる感じがしない」
- ニケ◥
- 03:10:11
- 「………」違う、とは否定できないところである。
- 03:10:31
- 「………」鋭い男だ、そういう部分は、気づきにくいと思っていたのだが、いや
- 03:10:42
- 「………」気づきやすい、のかもしれないが。
- 03:11:13
- 「……求めている、それ自体は、確かに、ない、ですね」
- 03:11:31
- 「今の現状で、十分であると、とらえていますから」
- アルベルト◥
- 03:12:03
- 「"今で十分"なんて考えてる奴がどれだけいるのやら」
- ニケ◥
- 03:13:10
- 「欲には際限がないものですから」
- アルベルト◥
- 03:14:20
- 「んで、俺にとっては"今で十分"なんて言ってる奴は信用できないわけだが」
- 03:14:51
- 「まあ、言ってること関係なしに本気で信用してないだけだが」
- ニケ◥
- 03:15:13
- 「正直なお方ですね」不機嫌になったりなど、しない。
- アルベルト◥
- 03:15:58
- 「他の奴もそう思うと、思うがね」
- 03:16:27
- 「その部分を信用してないだけならいいが、その不信が別の場所に向かったらどうだろう」
- 03:17:02
- 「『こいつには何か裏がある』なんて思われたとき、そいつらはどういう行動に出るのかね?」
- ニケ◥
- 03:17:07
- 「ココで生きていく以上、分はわきまえておりますが」
- アルベルト◥
- 03:18:22
- 「『分をわきまえる』ってところは大抵デメリットだぜ?」
- 03:18:38
- 「デメリットを受けるばかりでお前の目的がちっとも見えてこねえ」
- ニケ◥
- 03:18:58
- 「突出すれば、それはそれで、生きづらくなるものですよ」(少し目を伏せた
- アルベルト◥
- 03:19:11
- 「そんな奴が『現状で十分』なんて言葉、信用されるのか?」
- 03:19:42
- 「お前のそれは平らすぎる、不自然なくらいな」
- 03:19:59
- 「理由がなくても理由をつけるのが人族だと思うが」
- ニケ◥
- 03:22:39
- 「理由が全くないとは、言いません。今の私にはなくとも、過去の私にはありますから」」
- アルベルト◥
- 03:22:54
- 「まあ元より蛮族内で生きれなかった奴だ。真の意味で人族に馴染むのは不可能なのかもしれんが」
- 03:23:30
- 「頼むから俺は巻き込むなよ。俺はそれこそこの現状に満足しているんだからな」
- ニケ◥
- 03:23:38
- 「…もとより、戻るつもりもございませんから」
- 03:24:38
- 「……それは、よいことですね」(微笑んだ<満足
- アルベルト◥
- 03:25:30
- 「そこでその反応はどうかと思うがね」
- 03:25:51
- 「それこそ、お前のいう"突出"だと思うが」
- ニケ◥
- 03:26:30
- 「同族が『人族としての』幸せを得て、それに満足していると聞いて」
- 03:26:38
- 「嬉しかった、ただ、それだけです」
- アルベルト◥
- 03:28:06
- 「……アレが『人族として』の幸せとはとても思わんが」
- 03:28:44
- 「ともあれ、やはりお前は少しおかしいな」
- 03:29:22
- 「別に考えを改めろとは言わんが。お前が反乱企ててるとも思わねえし」
- ニケ◥
- 03:29:22
- 「……そう思えるのならば、貴方は」
- 03:29:53
- 『人族の中で生きていけるでしょう、アルベルト』ドレイク語である
- アルベルト◥
- 03:31:12
- 『お前が生きていけなさそうに見えるのが問題だ』
- 03:31:22
- ドレイク語で返した
- 03:31:51
- 「人族になれとは言わんが、せめて"生物"の振りくらいはしておいてくれ」共通語である。
- 03:32:41
- 「お前の言ってるマトモな人族感は、もっとおぞましい別の何かにしか見えん」
- 03:33:15
- 「お前の言ったことを本気で実行できる奴は、それこそ化け物でしかありえないよ」
- ニケ◥
- 03:34:39
- 「清廉潔白等、とは求めていないのですが、ね」(苦笑した
- アルベルト◥
- 03:35:49
- 「そこで清廉潔白に行き着くのがおかしいな」
- 03:36:34
- 「元より国と俺達はギブアンドテイクの関係でしかない。ああそうだ、お前とは前提が違う」
- ニケ◥
- 03:39:17
- 「……」目を伏せた
- アルベルト◥
- 03:39:40
- 「そこを理解していないと、不信を招くだけだと思うがね」
- 03:40:08
- ちょくちょく食べていた、最後の鳥を口に放り込んだ。
- 03:40:35
- 「俺は帰る。じゃあな」
- ニケ◥
- 03:40:48
- 「…はい、お気をつけて」
- アルベルト◥
- 03:41:01
- 「気が向いたらそこのおっさんを起こすんだな」皿はそのままに、立ち上がった。
- 03:41:58
- 「一度目的を見直すといい。お前が言ったことが全て事実だとして、本当に今のままでそれが果たせるのかねえ」つかつかと、扉から出て行った。
- ニケ◥
- 03:42:26
- 「………」目蓋を閉じて、少し考え
- 03:45:25
- 『………そのようなこと、私が、一番わかっている』ぽつりと、それだけ呟き
- 03:45:49
- (店主が起きるまで待とうと、軍略書の本を開くのであった。
- 03:45:53
-
- 03:45:54
-
- 03:45:56
- おつさま(・x・
- 03:46:05
- タイプちげー(・x・
- ◥
- 03:46:42
- @うむ
- 03:46:45
- @がんば
- ニケ◥
- 03:46:54
- @おつさまー
- ◥
- 03:47:01
- @おつおつ
- ニケ◥
- 03:47:03
- @お付き合い感謝
- ◥
- 03:47:05
- @寝る寝る
- SYSTEM◥
- 03:47:05
- 様が退室しました。
- ◥
- 03:47:12
- @また遊びましょ
- SYSTEM◥
- 03:47:14
- 様が退室しました。
- ◥
-
発言統計 |
ニケ | 77回 | 50.0% | 2336文字 | 55.3% |
アルベルト | 70回 | 45.5% | 1837文字 | 43.5% |
| 7回 | 4.5% | 52文字 | 1.2% |
合計 | 154回 | 4225文字 |