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20140909V_0
- 2014/09/09◥
- SYSTEM◥
- 22:36:14
- 様が入室しました。
- ◥
- 22:36:19
- ヴぃくとりー!!1
- SYSTEM◥
- 22:37:41
- 様が入室しました。
- ◥
- 22:37:51
- がんだむ!
- ◥
- 22:38:02
- うむ。
- 22:38:06
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- 22:38:07
-
- TOPIC◥
- 22:38:23
- リーフェンシュタール邸 昼 by
- ◥
- 22:38:54
- 近所で(色々)と噂のリーゼンシュタール邸の庭は広い。
- 22:40:03
- ポピュラーなものから、この辺りでは殆ど見られないような植物が揃っているこの屋敷は、一種の植物園として近隣の住民たちのちょっとした観光地となりかけている。
- 22:40:20
- リーゼン? りーふぇんだよ予測変換仕事しろ。
- 22:40:49
- そんなリーフェンシュタール邸に、また新たな名物がやってきていた。
- 22:41:26
- それは――竜。なんとこの屋敷の主は女と数多の植物の他に竜まで飼おうとしたのだ。
- 22:42:22
- 竜は庭の一角に縄張りを定め、そこで気持ちよさそうに寝ている。
- 22:42:44
- 一方で、その主は竜の横で冷や汗をかいていた。
- リーゼル◥
- 22:43:31
- 「……」 視線の先には、かわいそうな事に焦げてしまった花と葉。
- 22:44:00
- 竜に散々言い含めておいたにも関わらず、ちょっぴり事故が起きてしまったのだ。
- 22:45:59
- 竜のためのスペースと予め定めておいた場所ならば、まだなんとかなったかも知れない。だが不幸なことにその境界の微妙に外側の植物が犠牲となったのだ。
- 22:48:03
- 「…………」 幸い、今庭師兼同居人は不在だ。考える時間はまだある。
- 22:48:29
- 「マリオンが居ない内に無かったものとして片付けてしまうか……?」 いや、まず気付かれるだろう。却下。
- マリオン◥
- 22:49:21
- 「―――そうね、片付けてしまいましょう。」いつからそこにいたのだろう。銀髪の少女が背後に立っていた。その視線は焼け焦げた草花に注がれている。
- リーゼル◥
- 22:50:20
- 「……ひっ」 びくぅ! 背筋が凍りついた。此処まで恐怖したのは初めてだ。
- 22:50:47
- 「……ま、マリオン、帰って来た……のか……?」 おそるおそる振り向いた。
- マリオン◥
- 22:53:08
- 「 ええ 」昔に比べるとだいぶ表情豊かになっていたが、今は感情の欠落した表情でじっと焼け焦げた草花を見つめている。
- リーゼル◥
- 22:54:15
- 「そ、それはだな……その……」 頭の中を色々な考えが巡る。だがどれもこれもただの言い訳だ。 「……すまぬ……」
- マリオン◥
- 22:55:29
- 「平気よ、今から処分するから」いつから手にしていたのであろうか、銀糸の魔"絹"は既に”解けて”いる。
- リーゼル◥
- 22:56:41
- 「い、いや……全部私が悪いのだ。意思をちゃんと竜に伝えられなかったから……」 目を合わせようとするも、気圧されて視線を外してしまう。
- マリオン◥
- 23:00:42
- 「大丈夫、もうその必要もなくなる」たなびく銀糸を操る右手を一振りすると、ソレはブツリと断ち斬られて落ちた。
- リーゼル◥
- 23:02:42
- 「……あ……」 まったく動けぬまま、小さな音を立ててそれが地面に落ちるのを眺めて。
- マリオン◥
- 23:03:18
- 「……」すたすたと歩を進めると、根元から断ち切られた焦げた植物を拾う。
- リーゼル◥
- 23:03:52
- 「……すまぬ、大事に育てていたのに」
- マリオン◥
- 23:07:03
- 「いいえ、これは私のミス」焦げた花を麻袋に詰めると、埋まっている根を掘り起こし始める
- 23:09:07
- 「この花の香りはある種の動物を昂奮させる作用がある」
- リーゼル◥
- 23:09:26
- 「……そうなのか?」
- 23:09:52
- 「……だが、それも私の不勉強だし、知らずともきちんと竜を抑えられなかった私の力不足だ」
- マリオン◥
- 23:10:22
- 「蛇や蜥蜴よ、あれもその類だとは思ってなかった。」ざくざくと掘り起こした根を大事に湿った布に包み、別の袋に収める
- 23:10:50
- 「あれが来る時点で考えるべきだったこと、それに」
- リーゼル◥
- 23:11:29
- 「……」 ちら、と竜を見る。今の台詞が訊かれていなくてよかった。
- マリオン◥
- 23:11:40
- 「これは根が残っていればまた育てる事ができる。だから、大丈夫」
- リーゼル◥
- 23:13:09
- 「……そうか」 そう言われれば、少しだけ気が楽になる。 「だが、このままでは気が済まぬし、代わりに何か言うことを聞こう」
- マリオン◥
- 23:14:26
- 「そう。 何でも?」作業を終えて振り向いたその顔は、恐ろしいまでの無表情だ。
- リーゼル◥
- 23:15:15
- 「う……」 そんな表情で見られると若干怖い。 「……あ、ああ、謝意を見せたいからな……」
- マリオン◥
- 23:16:23
- 「なら、躾をさせて貰うわ。私はあれの乗り方とか、意思の伝え方とかは分からないけれど」
- リーゼル◥
- 23:17:32
- 「躾だと……?」 竜を見る。あれは能力はそれなりに高いし、言うこともまあ聞かないではないが、プライドは高い。縄張りを納得させるのにも、言葉がほぼ通じない故に苦労したのだ。
- マリオン◥
- 23:17:46
- 「痛みならば、誰よりも上手に教えてあげる事ができるわ。」
- リーゼル◥
- 23:18:02
- 「ま、待て! そんな乱暴なやり方は駄目だ!」
- 23:18:20
- 「そもそも私の責任なのだから、罰などは竜ではなく私が負うべきだろう」
- マリオン◥
- 23:20:26
- 「ああいう生き物は自分より強い者には逆らわないのでしょう? 今のうちに教えた方が身の為」
- リーゼル◥
- 23:22:27
- 「も、もう私が叱っておいたから……。それに、反発心を抱かせるようなやり方はよくない。野生のものならともかく、これはギルドでそれなりの期間人と共に過ごして来ている個体なのだ」
- 23:23:31
- 「力で制するような教え方は、この竜には逆効果だ」
- マリオン◥
- 23:23:38
- 「リーゼルはあれの言葉がわかるの?あれは話す知恵があるのよね」
- リーゼル◥
- 23:24:03
- 「……い、一部は分かる」 鋭意勉強中。
- マリオン◥
- 23:26:34
- 「そう、じゃあこれだけ伝えて頂戴」
- 23:27:25
- 「 私の庭に害虫は要らない 」
- リーゼル◥
- 23:28:05
- 「……やんわりと伝えておく」
- マリオン◥
- 23:28:56
- 「そのまま伝えて。でなければ理解しない」
- リーゼル◥
- 23:29:41
- 「そのままだと逆に違う意味にとられてしまいそうだが……」
- マリオン◥
- 23:31:23
- 「別にいい。注意でも警告でもないから」
- リーゼル◥
- 23:32:05
- 「……わ、分かった。そのまま伝えておく」
- 23:33:28
- 「……その他にはなにかないのか?」 竜に伝えておくべきことじゃなくて、私がすべきこと。
- マリオン◥
- 23:34:58
- 「無い。」あとはトリガーが引かれたら自動的に駆除するだけの簡単な流れだ
- リーゼル◥
- 23:35:54
- 「……う」 やはりこれは怒っている。 「……どうしたら許してもらえるだろうか」
- マリオン◥
- 23:37:26
- 「私は害虫を許さないわ。あれが害虫で無いなら許すも許さないも無い、それだけ」
- リーゼル◥
- 23:39:32
- 「……竜でなく、私の話だ。マリオンにずっとそのような態度をとられてしまうのは……酷く辛い」
- マリオン◥
- 23:42:45
- 「…リーゼルの?」ぱちくりと瞬きをした。”あれ”や”害虫”の事を口にしていた時とは百八十度違って、普段の様子だ
- リーゼル◥
- 23:44:09
- 「うむ。……今回の件の責任は、ほぼ私にある。だから責任を取るのは私だと思っているのだが……」
- マリオン◥
- 23:45:22
- 「リーゼルが気にする事は無い、さっきも言ったようにあれの側にこの花を残しておくべきではなかった。」
- リーゼル◥
- 23:46:47
- 「いや、私こそ庭にどのような植物があるかはもっとよく知っておくべきだったのだ。特に、竜を置こうとしている場所の近くならば尚更な」
- マリオン◥
- 23:50:17
- 「…あれが来る時に場所の話だけしかしなかったのは私、正直、興味が無かった」
- リーゼル◥
- 23:51:34
- 「……こうなる可能性があると、きちんと話をしておかなかったのは私だ」
- マリオン◥
- 23:53:22
- 「……いつもと同じね、私達」互いの頑固さから気が付けば平行線だ。時々こうなる。それを思い出してくすりと笑みがこぼれる
- リーゼル◥
- 23:54:39
- 「……ああ、そうだな」 お互いがお互いを気遣ってこうなることは少なくない。マリオンにつられて、ようやく微笑みを見せた。
- マリオン◥
- 23:55:31
- 「とりあえず、そうね…」初めて竜舎の方に視線を向けた
- 23:56:00
- 「害虫でないのなら、あれの名前を教えて」聞いたかもしれないけれど覚えてなかった
- リーゼル◥
- 23:58:50
- 「名前はあるにはあるのだが……竜の言葉で、少々発音が難しくてな」 発音まだ出来ない。 「なので、ギルドの者には共通語で呼び名を付けてあげてくれと言われているのだ」
- 23:59:32
- 「……で、まだ思いついていない」
- 2014/09/10◥
- マリオン◥
- 00:03:45
- 「あれはオス? それともメス?」
- リーゼル◥
- 00:04:19
- 「メスだそうだ。子供っぽい所はあるが、なかなか動きには品もあるのだぞ」
- マリオン◥
- 00:06:00
- 「そう…?」品とかはよく分からない @体色は何色なのだろう
- リーゼル◥
- 00:06:57
- 雷なので紫か青か金のいずれかを考えていたが紫は騎手のカラーと合わないので後ろ2つのどっちかかもしれない。
- 00:08:00
- 「うむ。今度竜に乗って何処かへ一緒に行こう。私の言っていることが分かると思う」
- マリオン◥
- 00:10:49
- 「………アジュガ」寝そべった竜の尻尾が起き上がる様を見てぼそりと
- リーゼル◥
- 00:11:11
- 「ふむ、アジュガ。どういう意味なのだ?」
- 00:11:29
- 「いや、マリオンのことだから何かの植物の名前か?」
- マリオン◥
- 00:12:26
- 「(こくり)今は季節じゃないけれど」こんな花よ http://stat.ameba.jp/user_images/20110323/10/nkiyo/7c/85/j/o0542040711120796857.jpg
- リーゼル◥
- 00:13:20
- 「尻尾を見ていたな。尻尾がその花と重なって見えたのか」
- マリオン◥
- 00:14:17
- 「あの花は茎や葉に沿って鱗のように表面を覆う」
- 00:15:44
- 「花言葉は…達成、強い結びつき、それから 心休まる家庭。」 http://www.flower-photo.info/products/detail.php?product_id=442
- リーゼル◥
- 00:16:45
- 「……マリオンが、彼女を家の一部として認めてくれるよう、努力しよう」 花言葉を聞いて、こくりと頷いた。
- マリオン◥
- 00:18:47
- 「(こくり)」この名前は約束だ、もし違えれば害虫として駆除するしかないがそれは言わないでおこう
- リーゼル◥
- 00:19:34
- 「明日、ギルドに行った時に竜の言葉で伝えて貰おう。彼女が気に入れば、正式に呼び名にする」
- マリオン◥
- 00:20:17
- 「そう」
- 00:21:46
- 「そういえば」
- リーゼル◥
- 00:21:55
- 「今日行っても良いのだが……ん?」
- マリオン◥
- 00:22:21
- 「この前、随分と傷だらけになって帰ってきたわ」
- リーゼル◥
- 00:22:48
- 「この前……ああ、フレデリク殿との訓練の時か?」
- マリオン◥
- 00:22:59
- 「鎧にも盾にも、竜にやられた時みたいな痕がついてた」
- 00:23:14
- 「そう、フレデリクというのね」
- 00:23:20
- 「 そう 」
- リーゼル◥
- 00:23:34
- 「前に話題にあがった騎士がいただろう。彼に稽古を――……マリオン?」 何か不穏なことを考えていませんか。
- マリオン◥
- 00:24:34
- 「いいえ、お礼をしなければいけないと思っただけ」この子が人に対してそんな風に考えることがあるなんて素晴らしい進歩ですね(棒
- リーゼル◥
- 00:25:20
- 「……」 それはあれな意味でのお礼参りではないでしょうか。 「……私から全力でとお願いしたのだ。彼を攻めるのはお門違いだぞ」
- マリオン◥
- 00:27:06
- 「攻めてなんてないわ。ただ…そう、興味がある」
- リーゼル◥
- 00:27:32
- 「ど、どういう意味での興味だろうか……」 段々表情が最初に戻っていってませんか。
- マリオン◥
- 00:30:55
- 「色々よ」何が好きで何が嫌いか、苦手なものは、弱点は、家族構成は、帰宅ルートは、私だけの花に余計な興味を持ってはいないか
- リーゼル◥
- 00:33:19
- 「……絶対に妙なことをしては駄目だからな」 したらめっ、しちゃうぞ。
- マリオン◥
- 00:35:01
- 「把握」 容易く頷いた、大体言葉通りには把握してない時のやつだ
- リーゼル◥
- 00:36:59
- 「これは分かっていない顔だな……」 大体分かる。 「本当に、私が頼んだのだ。だから彼のことを調べる必要もないし、君が気にする必要もない。良いな?」
- マリオン◥
- 00:37:45
- 「(こくこく)」
- リーゼル◥
- 00:38:55
- 「よし」 多分半分くらいは分かってなさそうだから、別のことで気を引いて忘れさせておこう。 「昼食がまだなら、食事にでも出ようか。帰りに花屋でも寄って、庭に植える新しいものでも考えようではないか」
- マリオン◥
- 00:41:17
- 「頼んでおいたレンゲとヒナゲシの種が入荷しているはず」
- リーゼル◥
- 00:42:06
- 「丁度良いな。受け取りがてら行くとしよう」
- 00:42:42
- 「っと……鎧のままではいけないな。着替えて来るとしよう」 ライダーギルドで騎乗訓練してそのままだった。
- マリオン◥
- 00:42:59
- 「手伝う」
- リーゼル◥
- 00:43:39
- 「えっ」 着替えを?
- マリオン◥
- 00:44:07
- 「(こくり)」
- リーゼル◥
- 00:44:52
- 「……で、では頼む」 今断るのはアレだし、鎧を脱ぐのは2人の方が多分速い。普通なら。
- 00:45:16
- 何かぎくしゃくした動きで、屋敷の中へと戻っていきました。
- 00:45:48
- なんやかんやあって結局一人で着替えるより遅くなったのはきっと気のせい。
- マリオン◥
- 00:46:03
- 鎧のにおいを嗅いだのがそんなにいけない事だったのだろうか
- 00:46:07
- げせぬ
- リーゼル◥
- 00:46:17
- 鎧までかぐのか。。
- マリオン◥
- 00:47:02
- かがないりゆうがあるの
- リーゼル◥
- 00:47:12
- 金属くさそう
- マリオン◥
- 00:48:31
- 大した問題じゃない
- リーゼル◥
- 00:49:00
- マリオンの嗅ぎ芸は留まるところを知らない。
- マリオン◥
- 00:49:22
- 猟犬の鼻を装備すべきだろうか
- リーゼル◥
- 00:49:47
- かわいくないからだめだ。
- マリオン◥
- 00:50:21
- 猟犬の耳ならどうか
- リーゼル◥
- 00:50:29
- きゅん。
- マリオン◥
- 00:51:24
- とりま、こんなところかしらね
- リーゼル◥
- 00:51:34
- うむ、お付き合い感謝やで。
- マリオン◥
- 00:51:37
- お付き合い感謝やで
- リーゼル◥
- 00:51:44
- てったいじゃー
- マリオン◥
- 00:51:45
- 害虫は駆除しなきゃ・・・
- SYSTEM◥
- 00:51:48
- 様が退室しました。
- リーゼル◥
- 00:51:52
- ががが害虫じゃないよ・・・
- SYSTEM◥
- 00:51:53
- 様が退室しました。
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発言統計 |
リーゼル | 64回 | 48.1% | 2386文字 | 53.6% |
マリオン | 57回 | 42.9% | 1798文字 | 40.4% |
| 11回 | 8.3% | 261文字 | 5.9% |
| 1回 | 0.8% | 5文字 | 0.1% |
合計 | 133回 | 4450文字 |