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アーダート=スレイマン
最終更新:2014/09/14
プレイヤー:蛇蝎
グループ作成中 タグ 
種族 性別 年齢 生まれ
ラルヴァ 18 戦士
冒険者レベル 経験点 名誉点
5 500 / 10000 50 / 50
穢れ度
2
A 成長 器用度 増強
13 1 3 17 1 3
B 成長 敏捷度 増強
8 2 23 1 4
C 成長 筋力 増強
8 14 0 22   3
D 成長 生命力 増強
4 1 13   2
E 成長 知力 増強
11 11 0 22   3
F 成長 精神力 増強
4 0 15   2
冒険者技能レベル
ファイター5
マギテック1
レンジャー1
エンハンサー1
アルケミスト1
一般技能レベル
ノーブル5
ガーデナー5
生命抵抗力 HP
7 28
精神抵抗力 MP
7 18
移動力
24
全力移動
72
種族特徴
[暗視][吸血の祝福][忌むべき血][弱体化]
所持金 預金/借金
3920 G 0 G
戦闘特技
1《全力攻撃Ⅰ》
3《防具習熟A/金属鎧》
5《防具習熟S/金属鎧》
練技
【キャッツアイ】
賦術
【パラライズミスト】
言語 会話 読文
交易共通語
行為判定 基準値
魔物知識0
先制力0
技能 ・ 特技 必筋
上限
命中力   C値 追加D
ファイター技能レベル52288
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D
備考
モール 2H 20 +1=9 35 12 8   メイスBランク
技能 ・ 特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル5229
《防具習熟S/金属鎧》+3
防具 必筋 回避力 防護点
備考
プレートアーマー 21 -2 7   金属鎧Bランク
部位 装飾品 専用 効果
マギスフィア(小) オプション:ターゲットサイト
ポーションインジェクター セット:フルムーンポーション
右手巧みの指輪 器用+1、破壊時+13
左手俊足の指輪 敏捷+1、破壊時+13
アルケミーキット  
所持品
マギスフィア(小)オプション:ターゲットサイト:300G
冒険者セット:100G
アルケミーキット:200G
【マテリアルカード】
緑B*5:100G

プレートアーマー:1200G
モール:440G

ポーションインジェクター:740G
巧みの指輪:500G
俊足の指輪:500G

フルムーンポーション:300G
戦闘用アイテム
1マテリアルカード緑B
2マテリアルカード緑B
3マテリアルカード緑B
4マテリアルカード緑B
5マテリアルカード緑B
6 
7 
8 
9 
名誉アイテム点数
なし0
容姿・経歴・その他メモ
[1383] 12人目、ラルヴァ2投目 作成者:蛇蝎
なんかマシン変えてからCookieが保存されん気がする。
ラルヴァ
生まれ:戦士 (CG) / 初期所有技能:ファイター
技:13体:8心:10
A:1B:8C:14D:4E:11F:4
器用:14敏捷:21筋力:22生命:12知力:21精神:14
ダイス平均:4 / 能力値合計:104
2014/09/06-23:43

記憶の中にある限り、母は優しく美しかった。
記憶の中にある限り、父は静かで厳かだった。
記憶の中にある限り、二人は愛し合っていた。

生まれ育ったのは小高い丘に建てられた古城。
決して大きな城では無かったが、父母と息子、そして数人の使用人には十分以上に広かった。
母は丘の下の村で、貧しい小作人の娘として生まれ、
父は村の出来る前からそこで、見渡す限りを無言の元に治めていた。
人族の役人もいただろう。だが、父に逆らえるものは居なかった。
貢物として、母が城に送られるまでは。

日々は静かに過ぎていった。
使用人の後について家事を手伝った。
中でも庭いじりが好きだった。
使用人の一人である庭師は元山賊で、
なのに大層バラの世話が上手く、
彼の手入れするバラ園は母のお気に入りの一つだった。
己も彼の後について、拙い手つきで水をやり、草を刈り、小枝を落とした。
それを見て笑う母の姿が好きだった。
寄り添って母を庇いながら、微笑む父の目が好きだった。

己が12の春に、流行り病が母を襲った。
元々体の弱かった母はたちまちに弱り、
周囲の看病も空しく、まもなく起き上がる事も難しくなった。

その時、母が何事か父に頼んでいた。
母の頼みを断らない父が、その時だけはひどく苦しげな顔をしていたのを憶えている。

ある晩、父は城に火を放った。
燃え落ちるバラを背に、父は母を抱きすくめていた。
その首に牙を突き立てて、その胸元を朱に染めながら。

母は笑っているようだった。
父は、紅い涙を流して哭いていた。
初めて見る父の泣き顔だった。

その後、庭師に連れられて城を出て、旅人となった。
太陽を避けて深くフードを被りながら、
森を伝うように生まれ育った場所を離れていった。
風の噂で聞いた限りは、丘の下の村は無くなってしまったらしい。
あの炎の夜に全て、一人残らず消えてしまったのだという。
きっと父の為した事だろう。

不思議と恐れは無かった。
不死の蛮族である父の泣き顔を思い出すと、湧き上がるのは憐れみだった。
本当は、一緒に行きたかったのだろう。
それを、母は止めたのだろう。
もしかしたら、残される己のために。

己が父の為に出来る事は、多くは思いつかなかった。

そうして、僕はヴァンパイアハンターになった。
何時の日か、父を母の元へ送ってやるために。

履歴
No. 日付
タイトル
経験点 報酬
名誉
成長 GM
参加者
  2014/09/06 キャラクター作成 10000 8000G 50 器用×3
敏捷×2
生命×1
                 
補足出力
HP MP 防護
28/2818/18
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