名称:“過食の巨竜”ゴグマゴグ(グラトニト)
モンスターレベル:17 分類:シナリオ用: 蛮族
知能:人間並み 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:汎用蛮族語、交易共通語、ドレイク語、ドラゴン語 生息地:グラシウス平原
知名度/弱点値:18/25 弱点:物理ダメージ+2点
先制値:23 移動速度:24
生命抵抗力:21(28) 精神抵抗力:21(28)

部位数:3(頭部/胴体/下半身) コア部位:頭部

攻撃方法:牙(頭部)/命中力:21(28)/打撃点:2d+20/回避力:20(27)/ 防護点:17/HP:120/MP:56
攻撃方法:武器(胴体)/命中力:23(30)/打撃点:2d+24/回避力:19(26)/ 防護点:18/HP:138/MP:60
攻撃方法:尻尾(下半身)/命中力:21(28)/打撃点:2d+18/回避力:18(25)/ 防護点:16/HP:116/MP:50

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
◯炎無効

▽暴飲暴食
 ゴグマゴグが近接攻撃でダメージを与えた場合、そのダメージの1割(端数切り上げ)に等しい数値分、その近接攻撃を行った部位のHPが回復します。

●頭部
〆火炎ブレス/19(26)/生命抵抗力/半減
 「射程20m」「形状:射撃」で、「半径5m/15」の範囲に炎を吐き出し、対象に「2d+20」点の炎属性の魔法ダメージを与えます。
 この能力は連続した手番に使えません。

☆練技
 【キャッツアイ】【ビートルスキン】【マッスルベアー】【メディテーション】【ドラゴンテイル】【ジャイアントアーム】【リカバリィ(12点回復)】【トロールバイタル】の練技を使用します。
 

●胴体
▽連続攻撃Ⅱ
 攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。
 この効果は2回目の攻撃まで発生します。3回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。

□全力攻撃Ⅱ
 打撃点を+12点します。
 同時に、自身の回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。

▼カウンター
 戦闘特技《カウンター》と同じ効果です。

●下半身
○攻撃障害=+4・なし
 大きさが攻撃を妨げます。
 [部位:頭部][部位:胴体]は、近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
 [部位:下半身]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。

□テイルスイング
 自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに、尻尾での攻撃を行います。

〆地に潜る
 大地のマナを活性化させ、地中へ潜り、20m内の別の地点から姿を現します。
 この能力は「制限移動」を行ったラウンドで、かつ土の上でしか使用できません。
 乱戦中であっても、この能力は使用可能です。このときには、自動的にその乱戦からは離脱します。

戦利品
 自動:金の腕輪(5,000G/金白S)
 2~8:黄金の武器(8,000G/金白S)
 9~12:黄金の腕輪(10,000G/金白S)
 13~:貪竜伯の紋章(20,000G/金白SS)

解説
ゴグマゴグは“貪竜伯”の異名を持つ、グラシウス平原の一角を支配する“十二剣伯”の一人です。
通常のドラゴニトを上回る巨躯には過剰なまでの「食欲」が秘められており、彼はその飢えを満たすために常に何かを食し続けています。
また食欲のみならず、その他のあらゆる欲求も一際強い彼は、人族の領域だろうと蛮族の領域であろうと構わずに、略奪のための侵略を幾度となく行っています。
その余りに無節操な「暴食」ぶりは他の蛮族達すら嫌悪する程ですが、成竜すら喰い殺すこの竜人に正面切って歯向かおうという気概を持つ者はそう多くありません。また、仮にいたとしてもゴグマゴグの腹を満たす手助けをするだけの事となるでしょうから。
現在、ゴグマゴグは少なくない頻度で手勢を用いてレガロ砦に対する攻撃を繰り返しています。
その目的は“異端者の集落”リオーネの長、“銀の仔獅子”レグラスを我が物にする事のようですが、それ以外の意図もあるのではないかと噂されています。

この魔物を倒した場合、「飢竜を満たす者(70点)」の称号と追加名誉点を得ます。