名称:”流血に泣く狂女”カルネアデス(キーニングバンシー)
モンスターレベル:10 分類:アンデッド
知能:人間並み 知覚:魔法 反応:敵対的
言語:交易共通語、魔法文明語 生息地:さまざま
知名度/弱点値:13/20 弱点:純エネルギー属性ダメージ+3点
先制値:18 移動速度:21(浮遊)
生命抵抗力:11(18) 精神抵抗力:14(21)

攻撃方法:爪/命中力:11(18)/打撃点:2d+8/回避力:13(20)/ 防護点:11/HP:117/MP:90

特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 □:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
◯2回行動
1ラウンドに主動作を2回行えます。

〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法10レベル/魔力14(21)

□魔法適性
戦闘特技《魔法拡大/数》《魔法誘導》《魔法収束》《魔法制御》を習得しています。

〆流血の叫び/14(21)/精神抵抗力/消滅
金切り声を上げ、自らを中心に「半径50m」以内にいるすべてのキャラクターを錯乱させます。
対象は、自信の次の手番に、もっとも自身の近くにいる味方のキャラクターに近接攻撃もしくは射撃攻撃を行わねばなりません。
この時、戦闘特技の宣言や練技、賦術など、補助動作で何かを行うかは任意ですが、弱い武器に持ち替えたり、より低いレベルの技能を用いることはできません。
同一の乱戦エリア内にいるなどで、攻撃すべき対象が複数存在する場合、攻撃対象は無作為に決定します。
この攻撃対象の無作為決定が行われる場合、それは、命中力判定を行う直前に行われます。
この効果は精神効果属性として扱いますが、「○精神効果属性(弱)無効」を持つキャラクターは対象となりません。
カルネアデスは、この能力を1ラウンドに1回使えます。

戦利品
 2~7:恨みの涙の結晶(500G/白A)
 8~10:悲しみの涙の結晶(1,000G/白S)
 11~:紅く染まった涙の結晶(3,000G/白S)

解説
“死なずの上帝”グスタフ・ロズムンドに仕える戦士階級のバンシーです。
生前のカルネアデスは優秀な魔術師であると同時に、争い事を好まないもの静かな女性でした。
しかし同時に、平民でしかなかった自分の才能を見出し、取り立ててくれたグスタフ帝には深い忠誠を誓っており、主君が不死王と化した後は深い悲しみに苛まれながらも、主君の忠誠を貫く為に自らも望んで不死者と化しました。
カルネアデスは通常のバンシーとは異なり、ただ感情のままに泣き叫ぶのではなく、常は赤い血の涙を流しながら静かに悲しみに暮れているのみです。
しかしその流血の悲しみは、敵のみを同士討ちの渦中に落としいれ、味方を利する恐るべき呪いとして戦場を支配します。

この魔物を倒した場合、「血涙を止める者(30点)」の称号と追加名誉を得ます。