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独自ルール Edit

 本項では、その他のハウスルールのうち、特に独自性が強いものを記述します。

英雄の資質 Edit

 冒険者、取り分けプレイヤーキャラクターは、より“運命”に愛されて(あるいは呪われて)います。
 それは、宿を覗けば仕事が見つかる、といった些細なことから、自分自身の生死に関わることまで、多岐に亘ります。

 ここで紹介するのは、その中でも、ゲームに多大な影響を及ぼす2つの要素です。
 いずれも、フリーセッションを遊ぶ上での「ストレス軽減」を目的としており、1日あたり各1回まで使用できます。
 なお、これら[英雄の資質]は[種族特徴]と同様に、夜明けとともに回数が回復します。

[悪運]生死判定の出目が「2」だったとき、最初の1回だけ「自動失敗」を発生させない。
[根性]気絶状態で迎えた味方陣営の手番開始時、HPを「1」まで回復して覚醒してよい(しなくてもよい)。

戦闘用アイテム Edit

 これは、戦闘中に即時使用できるアイテムの数を制限するハウスルールです。
 例えば、安価だからと言って、1人のPCが〈魔晶石(5点)〉を100個も持ち歩き、あまつさえそれら全てが即座に取り出せる、という状況は現実的ではありません。『CG』145頁では保証されているものの、非キャンペーンが主体となる当サイトにおいては、ゲームバランスに支障を来しかねません。
 では、いくつまでなら許容されるか……
 このハウスルールは、それを具体的に規定したものです。

戦闘用アイテムの準備 Edit

 PL視点では、キャラクターシートに設けられた「戦闘用アイテム」の欄に、戦闘中に使用できるアイテムを記入することを指します。
 PC視点では、それらのアイテムを懐に忍ばせたり、靴底に仕込んだりすることを指します。
 こうして「準備」されていないアイテムは、原則として戦闘中には使用できません。背負い袋の中に入っており、一刻を争う状況では取り出せない、と考えてください。
 なお、この「準備」は、非戦闘時でGMが認めれば、いつでも行うことができます。所要時間は、ごく短時間で済むでしょう。
 機会・時間ともに、最終的な判断は各GMが行います。

戦闘用アイテムの個数 Edit

=8+(セージorスカウトorレンジャーの最大レベル)÷2 ※端数繰上

 上記の計算式によって求めます。
 セージ・スカウト・レンジャーを優遇しているのは、これらがシナリオ進行に欠かせない技能であり、そうしたPCを作りやすい環境にするためです。
 逆に言えば、魔法戦士の「多彩な手段」や「潤沢なMP」を、戦闘中に使えるアイテムの数で埋め合わせているわけです。

戦闘用アイテムの例外 Edit

 以下のアイテムは「戦闘用アイテム」の欄に記入することなく、自由に使用できます。
 逆に、それ以外のアイテムは「戦闘用アイテム」として「準備」しなければ使用できません。

  • 武器、防具、占具、楽器
  • 装備中の装飾品
  • 騎獣、ファミリア、ペット、妖精、ゴーレム、(アンデッド、魔神)
  • 装備中の騎獣用武器/防具/装飾品
  • 発動体のワンド、ゴーレム強化アイテム、(魔神の契約書)
  • 装着中の〈マナカートリッジ〉
  • 〈ポーションインジェクター〉内のポーション類
  • 〈ポーションボール〉内のポーション類
  • 〈スローワーベルト〉にセット中の〈ポーションボール〉
  • 効果を持たないアイテム全般
  • 戦闘開始以前から手に持っているアイテム(例:ランタン)

マテリアルカードの扱い Edit

 マテリアルカードは「戦闘用アイテム」1枠につき「アルケミスト技能レベル」枚のカードを「準備」できます。
 このとき、カードの色は問いませんが、ランクは同一でなければなりません。
 例えば、アルケミスト技能5レベルを持つPCであれば……
 「マテリアルカード(Aランク)赤赤赤黒黒」と書くことで、赤を3枚と黒を2枚、準備していることになります。
 なお、複数の〈アルケミーキット〉を装備する場合は、どれに何が何枚セットされているのか、自由記入欄に明記してください。

特殊な戦闘用アイテム Edit

 〈オートルーター〉〈ケアフルオートルーター〉は、使用したい魔物との戦闘中に「戦闘用アイテム」として「準備」されていなければなりません。

《魔晶石の達人》 Edit

 この戦闘特技を習得しているキャラクターは「戦闘用アイテム」1枠につき1個、本来とは別に〈魔晶石〉〈マナチャージクリスタル〉を「準備」できます。

レンジャー技能の強化 Edit

 フリーセッション制を採る当サイトでは、セッションの成立を促進するため、レンジャー技能にもスカウト技能に匹敵する能力を与えています。
 具体的には、レンジャー技能による「隠蔽判定」「解除判定」「罠設置判定」「隠密判定」「尾行判定」「探索判定」「罠感知判定」が場所を問わず可能となり、さらに「先制力判定」が追加されます。また、レンジャー技能でも〈スカウト用ツール〉が使用可能となります。
 ただし、本来レンジャー技能を使用できない場面においては、先制判定を除く行為判定に-1のペナルティ修正を受けます。

行為判定の依頼料 Edit

 NPCに行為判定を依頼する場合、下記の金額を支払ってください。

行使判定の依頼料呪文レベル×呪文レベル×消費MP×目標値
それ以外の依頼料目標値×目標値×10ガメル

 いずれの場合も、目標値に代入する数値の下限は「10」とします。
 また、基本的に「成功するまで」やってもらえるため、自動的に成功するものと考えて差し支えありません。
 ただし、社会的に問題がある依頼は当然ながら避けてください。

カテゴリ〈ガン〉の所持数 Edit

 用法が「1H」のカテゴリ〈ガン〉に限り、所持数の上限を「ガンベルトorバレットスリンガーorバレットポーチ装備数×2」とします。
 〈ガンベルト〉などにホルスターが付属している、と考えるとイメージしやすいでしょう。

性別限定装備の代替品 Edit

 以下の装備品には、名称を読み替えたものが流通しているとします。

女神のヴェール男神のキッパー
チャンピオンのロインクロスチャンピオナのロインクロス
コンバットメイドスーツコンバットバトラースーツ

サイトオリジナルアイテム Edit

 以下を参照してください。

乱用を避けるべき魔法など Edit

 下記のリストは、フリーセッションを遊ぶ上で乱用を避けるべき魔法などをピックアップしたものです。
 これらは、使い方を誤ればゲームバランスを著しく崩し、GMが大なり小なり苦労して作り上げたシナリオ、あるいはデータを無為なものにしてしまいかねません。
 PLおよびGM各位は、後述する注意書きを踏まえた上で、使用にあたっては慎重を期してください。

 参考までに、危険度ごとに「使用が認められるであろう例」を併記しておきます。また、特に犯罪性を伴う魔法は赤字で表示します。それ以外の魔法についても、制御が困難であるとか、社会的に忌避される傾向にあるとか、適当な理由を付けて常用は避けることを推奨します。

危険度:極大 Edit
  • 使用しなければ全滅を避けられないとき
  • 人質を盾にしている強盗を無力化するとき
  • 操られている非戦闘員を無傷で無力化するとき
真語魔法スリープ
ポリモルフ
操霊魔法レブナント・カース
スタン・クラウド
深智魔法スリープ・クラウド
神聖魔法コアーシブ
ドランク
ナルコレプシー
妖精魔法ショッキングウェイブ
召異魔法デモンズライブラ
秘伝卑劣な目つぶし
流派装備イリタントグロビュル
危険度:大 Edit
  • 不慮の事故などによって戦線が維持できなくなったとき
  • NPCに遵守させなければならない命令があるとき
  • 肥満化させてもGMが泣かないとき
真語魔法ライトニング・バインド
操霊魔法クリエイト・アンデッド
バインド・オペレーション
深智魔法ギアス
ドロー・アウト
魔動機術スモークボム
フラッシュボム
神聖魔法クエスト
コール・ゴッド
グレイト・ストーション
妖精魔法マインドブランク
マスキング

蛮族PCの運用方針 Edit

 蛮族PC(コボルドを除く)は、原則としてレガロ砦などにおいて、既に何らかの功績を上げ、ある程度認められているものとします。
「認められている」といっても、(功績を知っているからといって)誰もが友好的に接してくれるわけではないことは留意しておいてください。

準名誉人族 Edit

 功績は認められているものの、一人で自由に行動することは認められていません。
 宿などは指定されている場所に限定され、出かける際は許可を得たうえで、人族の同行者(監視者)がつきます。冒険に出た際は、同行している人族のPCが監視の役割を負うこととなります。

名誉人族 Edit

 一人での自由行動が認められますが、アルセイン首都やレガロ砦から出る際には許可と同行者が必要になります。

人族以上に人族 Edit

 一人での自由行動が認められますが、アルセイン王国外へ出ることは許されていません。

もはや蛮族と呼ぶ者はいない Edit

 リーンシェンク地方内での自由な行動が可能です。


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Last-modified: Wed, 27 Aug 2014 00:47:31 JST (3675d)