Wiki

Top > 舞台 > その他 > 黒の教団

 ハラグロドウが行なっているシナリオ、邪教徒集団《黒の教団》に関する設定の公開です。
 これらについては公開されている情報を利用して、それぞれのGMが適当に使ってくださっても構いません。
 セッション内容に詰まった時に、「魔人のせいにすればいいな! よし!」みたいなノリで使ってもまったくもってオーケーです。
 ただし、これ結構回収が難しくなるんじゃないだろうかと思われる展開を広げる時は、軽く一報でもいただけると助かります。
 また、基本的にこれらの情報は冒険者ならば知りたいと思えば知る事が出来るものとして扱っていますので、その辺りの扱いは自由にしてくださって大丈夫です。

 今後、教団や魔人関連のセッションを開催する際、ハラグロドウはタグに「魔人(メイン)」もしくは「魔人(サブ)」と付します。
 メインと付いた方は、教団関連の話が進行したり、より深い設定が出てくる可能性が強いものであり、サブの方は魔人に関しての知識をPLレベルで持っていなくてもさして影響が無いであろうというものです。
「メインにはちょっと出辛いけど、サブでなら……」、「サブに出て興味が湧いたから、今度はメインにも」と言った感じで参加希望を出す際の参考にしてください。
 

Table of Contents

黒の教団》概要 Edit

 大陸各地で暗躍を続けている邪教徒の集団です。
 信者たちは狂神ラーリスを中心として魔神を信仰の対象としており、様々な方法で彼らとの繋がりを得ようとしています。
 彼らの活動はリーンシェンク地方でも長きに渡って行われて来ており、この地方では彼らは《魔人》と呼ばれる存在を生み出すことに力を注いで来ました。
 しかし、4年程前、リーンシェンク地方の教団の支部は各国の政府や冒険者ギルドによって一斉に摘発され、ほぼ壊滅状態に追い込まれました。

関連用語 Edit

《魔人》 Edit

黒の教団》の信者たちが生み出そうとしている、人と魔神との融合体です。
 融合を遂げた者は、身体の一部が魔神のそれのように変質し、人間離れした力を発揮します。
 彼らは、彼らが“進化の秘法”と呼ぶ手段を用いて《魔人》を生み出しますが、その秘法は未だ完成していないようです。

《神子》 Edit

 信者たちが長年追い求め続けている、《魔人》の先駆けとなる存在です。
 普通の検体では、“進化の秘法”を改良していく為の実験に到底耐えられず、その身体が崩壊してしまいますが、稀にそれらの実験に耐えうる適性を持った《神子》の候補が存在します。
 彼らは、 シリル・エアルドレッドにその才覚を見出し、彼女を利用して数多の実験を行い、秘法を改良していきましたが、先に述べた摘発の際に、シリルの身柄は教団から引き離されました。

“進化の秘法” Edit

 教団が編み出した《魔人》を造り出す為の手段です。
 彼らが研究の末に辿り着いた魔神文字とも云うべき言語を検体の肉体に刻む事で、魔術を行使出来るようにしたり、身体を魔神のように変異させることが可能となります。
 ですが、未完成な秘法では生物の命や魂といった代償が必要であり、代償が無ければそれは検体自身に求められ、検体に掛かる負荷も並大抵のものではありません。

人物 Edit

セオドア・エアルドレッド司祭 Edit

 リーンシェンク地方における《黒の教団》の最高幹部の一人で、先述の シリル・エアルドレッドの父でもあります。
 信者たちからは基本的に司祭、一部の信者たちからは導師などといった呼び方をされることもあります。
 4年程前の時点で、年齢は30代中盤だったと見られています。
 彼の出自は定かではありませんが、魔動機術を始めとして、多くの魔術に通じた傑物であり、数多の非人道的な実験を率先して行った異常者でもあります。

 4年前の摘発から行方知れずとなっていましたが、セッション「燈明の箱庭」にて、その写身とも云うべきルーンフォークを用いてPCたちの前に姿を現しました。また、彼の言動を見るに彼の思想は教団内でもかなり特異なものだったと推測されます。
 彼は、PCたちにゲームと称し、ひとつの挑戦状を叩きつけます。
 それは、彼が“進化の秘法”を完成させ、《神子》を完全に覚醒させるのが先か、それとも政府や冒険者たちが彼の身柄を確保するのが先かを競うものでした。

施設 Edit

“燈明の匣”と“燈明の箱庭” Edit

 ミシェルガンドの南方の平原にある小高い丘に一軒の巨大な屋敷が立っています。
 これは、セオドアが家族と共に暮らしていた屋敷であり、また彼が開いていた魔動機術を教える私塾としての機能も持っていました。
 セオドアはそれを“燈明の匣”と名付け、近隣の街の多くの子供たちに魔動機術を教えていました。
 勿論、彼の狙いはそんな事ではなく、その屋敷の地下に広がる教団の実験施設“燈明の箱庭”にて、その子どもたちに洗脳教育を施し、数々の実験に利用しました。
 箱庭で行われた実験の中には、子供に子供を殺害させ、喰らわせるといった悪魔的な儀式の様相を呈したものも存在していたようです。


リロード   新規 下位ページ作成 編集 凍結 差分 添付 コピー 名前変更   ホーム 一覧 検索 最終更新 バックアップ リンク元   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: Wed, 12 Dec 2012 17:00:18 JST (4297d)